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滞納と食い逃げの法的な違い


開催まで8日!全国大家ネットワーク 公開シンポジウム


裁判の話になるとブログが盛り上がるのは、
2004年に、初めて滞納ネタを書いて以来ずっと変わりません。


ブログのコメントや、頂くメールを読んでも、
滞納者を擁護する意見は皆無。

多くの大家さんが、滞納問題に悩み、怒ってるんだと思います。


ところで、ぼくも含めて、滞納のことを食い逃げと比較して、
大家さんは不利すぎる・・・という人がいます。

「無銭飲食は捕まるのに、なんで滞納は違うんだ!」
「長期の滞納は、食い逃げの客を再来店させるようなものだ!」

みたいな感じですね。

しかし、厳密にいうと、食い逃げと滞納は全然違います

今日は少しアカデミックに、
法律論も含めて説明しようと思います。


まず、なぜ「食い逃げ」をすると捕まってしまうかというと、
刑法上の「詐欺」に該当するからです。

ぜは、「詐欺」の定義はというと、刑法第246条で、

 人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。

と、規定されています。


要するに、「人を欺いて」=「騙して」いることが要件であって、

 ・最初から払う気がないのに注文しました。

 ・引き続き払う気がないのに、全部食べちゃいました。

というのが、詐欺に該当する「無銭飲食」になります。


「払うつもりだったのに、財布を忘れてしまいました」
という場合は、詐欺じゃないから逮捕されません。


一方、滞納はというと、普段の商取引と同じで、

「代金(=家賃)を支払うつもりでサービスの提供を受けたのに、
 経済的な理由で、支払えなくなってしまいました」

というのが実態です。


資金繰りが悪化して会社が倒産しても、
社長が、警察に捕まってしまうことがないのと同じで、
入居者が逮捕されることは、ありません。


では、入居者がギャンブルや高利貸しに手を出し、
まともに働きもせず、生活保護までも酒やタバコで散在する、
本当にどうしようもないクズだったら、どうでしょう?

こういう入居者であっても、
モラル上の問題はありますが、罪には問われません。


豪華絢爛な社長室に鎮座し、
ろくに働かないで、会社の金でゴルフ&旅行三昧した挙げ句、
あっさり会社を倒産させた、超ダメ社長であっても、
逮捕はされないのと同じです。


ですが、通常の商品やサービスの取引とは異なり、
賃貸業を営む大家さんが、滞納者に対して
圧倒的に不利な点があります。

次回につづきます。


福岡での写真。

福岡での写真です。

楽しくて、撮り忘れることが多かったです。(^^;)

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この写真を撮ってるようすを撮影したものです。


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主催者さんが手がけた新築アパート。

変わった間取りで、広く見せる物件が多いです。
詳しくはこちらのサイトから。


公開シンポジウムの打ち合わせ。

昨日は、開催まであと10日に迫った、
「全国大家ネットワーク 公開シンポジウム」の打ち合わせ。

皆さん、忙しい方ばかりなのですが、
企画メンバー全員が出席。みなさん真剣です。

あと10日。公開シンポジウム


こちらは、打ち合わせ風景。

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「当日の進行をどうしようか?」という話をしてるのに、

「日本の不動産政策は、こうあるべきだ!」
「家主をとりまく環境が悪すぎる!」

という、熱い議論が、続いてしまいます。


でもそういう話は本来、
シンポジウム当日に話すべきことなので(笑)、
打ち合わせ時間が、かなり延長しちゃいました。


終わったあとは、運営メンバーで初飲み会だったんですが、
ここでも、かなり熱いし楽しいです。

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たぶん、当日はもっと盛り上がると思うんですが、
(懇親会のお店は貸し切りです)
残念ながら、懇親会付きの残席はわずかです。

たぶん、10名ないくらいです。


被告の言い分。

満室経営新聞の読者さん向けに、
限定セミナーのご案内を、先週からしていましたが、
早くも、100席がいっぱいになりました。

申込をいただいた皆さま、ありがとうございます。


今年の限定セミナーは

・手軽

・手堅さ

・手残り

という、「3つの手」をテーマにしておりまして、
融資に頼らない、どんな属性の方でも可能な投資法について、

NSX松田さんと、宮本匡規さんが、
低予算&超高利回りの秘訣を、公開します。


 

満室経営新聞のご購読はこちら


さてさて、昨日の記事。答弁書の補足ですが、
「どんな言い訳が書いてあったの?」という質問が来ましたので、
簡単に紹介します。


まず、ぼくが作成した訴状の、それぞれの項目について、

「1については認める。2については争う。」など、
請求の原因についての認否が、一覧になっています。

ちなみに、「争う」というのは裁判用語のようで、
「異議がある」くらいの、ちょっと軽いニュアンスです。


そのあと、「争う理由」が書かれている訳ですが、
被告である入居者さんが、滞納時に財政が悪化していた事情と、
現在は、状況が回復している説明があります。

「今はもう大丈夫」ということで、
「これからは滞納しません。引き続き住みたいです」という主張です。


刑事事件ではないので、

「これまでの滞納や不誠実な行為について、
被告はいたく反省しており・・」という釈明などはありません。

心情として、「迷惑を掛けたことを謝れよ!」と思いますが、
民事裁判では、これを望むことはできません。(._.)


滞納家賃をどうするか。出ていくのか行かないのか。

上記の2点だけが、淡々と審議されるのです。


答弁書の内容

今週は、土曜日にリスク対策セミナーをやります。

保険会社と交渉できるくらいの知識を、
一気に学んでいただきます。


さて。

木曜日の裁判、続きを書きます。


前日の11日に、被告である滞納者さんが選任した弁護士から、
「答弁書」という書類がFAXで届きました。

A4のワープロ打ちで、3枚に渡って書かれていまして、
1~2枚目が、答弁の内容と理由。
3枚目は、「和解案」としての条件が書かれています。

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 第1、請求の趣旨に対する答弁(請求の減縮分を含む)

 1、原告の請求を棄却する。
 2、訴訟費用は、原告の負担とする。


「原告の請求」とは、ぼくが裁判所に訴えている、

・滞納者さんに出ていってもらいたい。

・今まで滞納した分は、ちゃんと払って欲しい。


という2点です。

これを「棄却」してほしいということで、
「出ていきません」「滞納分も払いません」ってことか思い、
さすがに、ちょっとキレそうになりました。


ただ、読み進めていくと、最終ページのところに、
家賃の滞納分は、6分割で支払うという和解案がありました。

和解というのは、確定判決と同じ効果があって、
条件が守られなければ、新たな裁判なしで強制執行ができます。


ちなみに2ページ目には、これまでの経緯や滞納理由などが、
いかにも「なるほど!」という感じで書かれています。

このあたりは、さすが弁護士!という感じで、
裁判官も、ある程度は「しょうがないなぁ」と思いそうです。


この際だから、早めに出ていってほしいんですが、
揉めても長引くだけだし、こちらも譲歩をした方が賢いかなぁ・・。

今の段階では、そんな感じで考えてます。


6月初旬に、和解協議というものがあって、
そこで最終的な結論が出るのですが、

近々、弁護士さんから電話で相談があるそうなので、
そこで大体のことを、決めておきたいと思います。


福岡に来ました。

今日の午後からセミナーをするために、
昨晩から、福岡に来ています。

新築アパートを販売している工務店さんの企画なんですが、
お宝不動産の沢孝史さんが、新築の投資指標などを話して、
ぼくは、その後の運営についてをテーマにします。


福岡は、なぜか横浜より涼しくて快適です。

裁判のイライラを忘れて、
参加者さんとの交流を、楽しみたいと思います。


福岡の美味しい食べ物いうと、
豚骨ラーメン、もつ鍋、明太子などをイメージしますが、
魚介類、特にお刺身がすごいです。

新鮮なうえに、醤油がちょっと甘めで刺身にバッチリ合うのです。

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締めは、明太とろろそばでした。

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このあと、豚骨ラーメンを食べに行ってしまったので、
正確に言うと、明太とろろそばは、「締め」ではなかったですけど。。


裁判で、被告弁護士さんから出された「答弁書」なんですが、
調べたところ、内容を公開しても大丈夫みたいなんで、
月曜日のブログで掲載しようと思います。


3回目の口頭弁論

今日は午後から福岡に移動しまして、
沢孝史さんと一緒に、明日セミナーをやります。

福岡に前泊・・・また太ってしまいそう。。(._.)



さて、昨日は長期化している明け渡し訴訟の、
第3回目の口頭弁論でした。

昨年購入した名古屋の区分マンションに、
もともと住んでいた方が、長期間家賃を滞納したので、
やむなく法的手段に出たものです。


これまでの経緯については、

 1回目 ・・・ 被告が弁護し選任中のため欠席。<前編 後編

 2回目 ・・・ 弁護士さんが上申書を出して延期。


ようやく3回目で結審するかと思ったのですが、
裁判所に掲示された時間割によると、
与えられた時間は、10分だけ。

事前に、弁護士さんから和解案がでていましたが、
それに基づいて、お互いの話し合いをする訳でもなく、


裁判官「原告代表の方(=ぼく)、どうですか?」


と、感想コメントを求めるだけ。。


和解案については、次回の記事にしますが、
ちょっと納得できない内容だったので、その旨を話しました。

そしたら、「では、和解期日を決めましょう」ということになり、
来月のはじめまで持ち越し。


弁護士さんも、わざわざ名古屋から来ていたのに、
大した発言もないまま、とんぼ帰りでした。


裁判って、なかなか進まないですねぇ。。

「司法制度改革!審議の迅速化!」と言われている意味が、
ようやく理解できた気がします。


法廷では、弁護士さんがちゃんと立って発言していたので、
これまで着座したまま話していたことを、ちょっと反省しました。(^^;)

答弁の内容は、来週書きます。


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