人生を入れ替えたい?

2020年9月2日

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今日は、不動産投資を頑張っている向上心の高い読者さんに伝えたいことがありまして、不動産とはあまり関係のないお話をします。

こちらのツイートをご覧下さい。

向上心の高い人ほど、上の人を見据えています

だからきっと、そういうすごい人のことを羨ましいと感じることも多いかと思いますが、それは違いますよという話。

 

◆全部が入れ替わって喜べるか?

膨大な家賃収入や資産を持っていたり、ビジネスで成功して脚光を浴びていたり、イケメンでモテモテであったり、またはスポーツや芸術の分野で輝かしい成果を残していたりする人を見ると、確かに羨ましいなと思います。

しかし、ツイートにあるように「その人と丸ごと人生が入れ替わるとしたら、自分は嬉しいだろうか」と考えてみたらどうでしょう?

 

例えばお金。

日本で一番資産を持っている人といえば、孫正義さんや柳井正さんが思い浮かびますが、朝起きたら自分が孫さんか柳井さんになっていて、麻布の豪邸で目を覚ましたとします。

孫正義さんの自宅・・・めっちゃすごい

 

使い切れないほどの資産と影響力があり、グループ何万人の社員の頂点に立つ気持ちよさは代えがたいモノがあるかと思います。

しかし、何兆円もの資金を投資しているプレッシャー、世間からの圧力やバッシングとも闘わなければなりません

 

また、いかにも経営者・・という感じの風貌になってしまうのは、自分としてはかなり抵抗があるなと思いました。あと、ちょっと頭髪的にも。。

 

◆大切な人がみんないなくなったら?

じゃあ、イケメンでお金持ちなら入れ替わっても良いのかというと、それもまた違うような気がします。

誰でも、自分の周りに家族や友人など大切な人がいると思いますが、誰かと人生が入れ替わるということは、そういう人たちと縁が切れるどころか自分の記憶から存在が消えてしまい、もちろん相手からも自分の存在が消えてしまう訳です。

 

イケメン売れっ子芸能人や、ダルビッシュ有選手のように生物として完全に自分より上位にいるような人と入れ替わったとしても、関わりのある人が全員断捨離されてしまうのは耐えがたいと思いました。

 

◆人生はトレードオフ

不動産投資ではほとんどの場合、何かの指標を優先しようとすると他の何かが犠牲になるという性質があります。

昨日はちょうど、キャッシュフローを最優先に考えることで、エリアや金利、出口の見通しなどが犠牲になるというお話をしました。

関連記事:初期段階の不動産投資(キャッシュ優先とその代償)

 

これを「トレードオフ」と呼びますが、これは不動産投資だけでなく人生の多くの場面で起こりうることです。

 

健康を犠牲にして大きな成果を残したような人は数多いですし、仕事に没頭したことで家族との関係が壊れたり。

非の打ち所のないような人生に見えていた人が、突然自殺したりといったこともあるので、人は誰しも他人からは分からないネガティブな側面があるということでしょう。

少なくとも「周りから見えているほど、良いことばかりではないんだろうな」と考えておけば間違いないと思います。

 

◆自分の人生がいちばん

ということは、今の自分は、他のいかなる人物にも代えがたい「世界で一番の人生」を謳歌している訳ですね。

そして、この記事を読んでいる方も、おそらく同じではないかと。

 

そう考えると、ほとんどの人にとって自分の人生が一番良いはずで、他人の人生のイケてる一部分だけに焦点を当てて、勝手にネガティブな気持ちになるのは、まったく意味がない行為である・・ということになります。

そのことにみんなが気づけば、嫉妬とかねたみとか、誰かとの比較で発生する一切のマイナス感情がなくなりますし、今の自分を取り巻く環境や、友人・家族などに感謝するようになり、世の中もかなり良くなるのではないでしょうか。

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