不動産投資スタート時に不要なもの3選

2020年5月8日

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前回「不動産投資を始める人が用意しておくもの」という記事を書きましたが、今回はその逆について考えてみたいと思います。

こちらは先日のツイート。

 

1.不動産投資活動用の名刺

こういうのを作る目的はいろいろあるかと思いますが、物件を持ってない段階で名刺を渡すような相手は「懇親会とかで会った大家さん仲間」「不動産会社」のどちらかです。

こういう名刺には住所が書かれておらず(市町村までとか)、場合によっては名前すら偽名やハンドルネームしか載ってなかったりします。

身バレしたくないような相手に渡す名刺を作って、何か意味ありますか?
(セミナーで名刺交換すると、マジでこんなデザインのもらいますからね・・・)

 

不動産会社に行っても、警戒心からか普段の名刺を渡さずにお手製名刺を渡す人がいますが、勤務先も開示できないような人に、物件情報が回ってくるはずもありません。名刺なんて物件持って法人化してからで十分です。

自作名刺を作る背景には「本質を理解しない、カタチから入るマインド」や「中途半端な安全域からこの世界に入る姿勢」が見て取れるのです。

 

2.専門家に満たないレベルの経済関連知識

世界経済や長期的な景気動向などのデカい話をするほど、何となく自己満足感に浸れます。

しかし、ほとんどの場合この手の知識は逆効果になります。

・それっぽいネガティブな話を持ち出し、買わない理由にするクセがつく。
・断片的な知識で物事を判断するのは「感覚だけで判断」するより間違えやすい。
・大局に目が行きすぎて、足元が見れなくなる。

 

はっきり言って築古の中古アパートや戸建を買うために、経済の動向なんか考える必要ありません。

相場をしっかり調べて確実に安く買う。家賃以上の価値を提供して、全力で空室対策を続ける。初期の成功法則は、この2つに尽きます。

HOME’Sのコラム(森を見て木を見ず)でも例を挙げていますが、為替や株価や日銀の動向を追うよりも、近所に新築が出来たり管理会社の担当者さんの異動に詳しい方が、よっぽど上手くいきます。

 

3.武勇伝本を基準に机上で考案した購入基準

ぼくは「武勇伝本」という言葉をよく使いますが、要するに「自分の体験談や功績が中心の不動産本」のことです。

こういう書籍に載っている事例は、今の相場では実現不可能なものだったり、特別な背景事情(人脈とか資産)があったりすることが多いので、そのまま再現しづらいです。

 

こういう変な前提条件を持っていると、物件が見つからないだけでなく、面談をした不動産会社の人に相手にされなくなります「何言ってんだコイツ」という感じですね。

業者さん訪問などをする前に、ポータルサイトなどでしっかり相場観を把握しておけば、武勇伝本に惑わされることもなくなるでしょう。

 

ということで、不要なものについて考えてみました。本質は常に、シンプルなものなんだと思います。

 

そういえば昨日は、約1ヶ月前にコロナ関連融資の申込をしておいた公庫から、ハガキが来ました。

 

審査の案内や手続き書類は大判の封筒で届くので、一瞬「ダメだったか」とも思いましたが、ハガキの内容は「受付をしました」ということだけでした。まだまだ時間が掛かりそうです。

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