”負”動産を”富”動産に変える 魔法の不動産投資(藤山勇司さん)
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ぼくが不動産投資を勉強しようと思って最初に読んだ関連書籍は、藤山勇司さんの名著「サラリーマンでも大家さんになれる46の秘訣」でした。
このジャンルで、至上唯一10万部超えの発行部数を誇る本で、ぼくと同じくらいの時期に不動産投資を志した人は、大げさじゃなく100%この本を読んでいました。
その後も、サラリーマン大家さんの元祖として、また競売不動産投資の達人として活躍されておりますが、このたび6年ぶり(!)の新刊を出されました。
読み始めた時のインパクトが凄すぎて、全部読み切る前に「見切りツイート」してしまいました(笑)
「誰から?」
「知らない女から」藤山勇司さんの新刊。手形つき直筆サインのインパクトが凄いです。https://t.co/yUEaj8l4BK
戸建投資の本ですけど、藤山さんの本は小説みたいにリアルな情景描写があって楽しい。 pic.twitter.com/EcQFtvBOSW
— 投資家けーちゃん (@toushikakeichan) 2020年5月25日
この本、上記ツイートのように描写が楽しく理解しやすいのですが、最近の書籍に比べて文字がぎっしり詰まっており、多少読みづらい・・というか読むのに疲れます。
逆に言えば、普通の本の2倍くらいの情報量が詰まっており、お得な書籍だとも言えます。じっくり&ゆっくり読むのに適していると思います。
最近の書籍に多い、数行ごとに空白行が入るような作りになっていません。
主に、放置されている実家を再生するという観点から書かれていますが、もちろん一般の戸建不動産投資に使えるノウハウが満載です。
特に、単なるリフォームを超えて、間取り変更や用途変更(「イスラム教徒向けに改造」みたいなのもある)、冴えない家屋を逆転の発想でオンリーワン物件にする技術なども紹介されています。
これは割とオーソドックスな間取り変更例。
あと、藤山さんの得意分野というべきか、「不動産会社とリフォーム業者の内情」については生々しいほど具体的な描写もあり、本当に勉強になります。
雨漏り修理の相談を、新築建て替えにつなげた話など結構エグいです。
書籍の後半には、相続の知識やノウハウについても詳しく書かれています。
ご実家対策であれば相続は避けて通れない話ですし、これから相続案件を購入する投資家さんにも勉強になると思いました。もちろん、ご自身の相続にも。
という訳で、ひっさびさの新刊だけあって内容が濃く、盛りだくさんです。
「フルローンで物件買ってリタイア」みたいな書籍ばかり読むのではなく、こういった地に足が付いた知識もぜひ習得していきましょう。
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