効率の良い活動と悪い活動
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ぼくは普段から「天気と体調の悪い日は頑張らない」という方針で活動しています。
小学校の頃から、雨が理由で習い事を休んだりしてました(笑)
傘を差して移動するのは、服や靴が塗れてテンションが落ちますし、交通事故に遭ったりカゼを引いたりするリスクも高まります。努力の効率としてはあまり良くないですよね。
昔の人の「晴耕雨読」という習慣は、理に適っているのです。
今のご時世での不動産投資も、効率の良くない活動で消耗してしまうくらいなら、充電期間として休んでしまう方がマシですし、頑張るのであれば効率の良い分野の努力をすべきかと思います。
まず、効率の悪い活動としては以下のようなものがあります。
- 金融機関の新規開拓
- 業者さんとのコンタクト(一部例外あり)
- 物件の売却(特に実需向けの戸建、ファミリー区分など)
金融機関はコロナ関連の特別融資の対応や、既存顧客の経営状況把握で忙しく、未経験のサラリーマン投資家さんの相手をしている時間がありません。
業者さんも休んでいることが多いので、アポイントを取ろうとしても空振りすることになるでしょう。
(オンラインで対応してくれる親切な不動産会社もありますが、そこまでして紹介される物件はやはり・・・アレなものです)
例外として、「実際の売り物件に問い合わせる形で最初のコンタクトを取り、そこをきっかけに自分の優秀な属性情報を開示しておく」という活動はオススメです。
融資が厳しいご時世、高属性の新規見込み客が自分から連絡してきてくれる訳ですから、それはもう歓迎されないはずがありません。
優良な物件が出たら、かなり高い優先順位で紹介をしてくれることでしょう。
物件の売却については説明不要ですよね。
こんな時期にマイホームを買おうとするような人は滅多にいません。
上記のような非効率な頑張りをするくらいなら、自宅で映画でも観ていた方が良いと思うのですが(最近は「感染列島」という映画がリアルで良かったです)、逆に効率の良い頑張りというのもあるんじゃないかと思います。
具体的には以下のようなものです。
- 不動産投資、関連事項の勉強
- 経費削減についての各種取り組み
- 相場のリサーチ
- 物件を持っている人は、コロナ関連融資の申込
これらは特に説明も要らないと思いますが、経費削減については現在多くの会社が「断捨離」を行っています。
絶対必要だと思われていた「オフィス」でさえ、その例外ではなくなってきている状況です。
ご自身が賃貸経営で支払っている経費の見直しを、先入観なしに行える良い機会ではないでしょうか。
コロナ関連の融資については、前回の記事でお伝えした通りですね。
「周りも困っているんだから、騒動が収まるまで無料で使ってもいいんじゃないか」という恐ろしい世論が形成されつつある大家さん業界、決して安泰ではありません。
物件購入が続いて手元に現金が乏しいような大家さんは、遠慮なく申し込んでおきましょう。