今から始めるなら、不動産投資スクールに入ろう
■不動産投資の羅針盤「プレミア投資部」はこちら
■大家さんのための無料Web情報誌「満室経営新聞PLUS」はこちら
不動産投資を効率よく始めるにあたって、そういったスクールに通うという選択肢があります。
結論からいうと、非常にお薦めです。ぼくが始めた頃にそういったスクールがあったら、迷わず受講していると思います。
もちろん、スクールの受講料は安いものではありませんし、稀に「向いてない」という人もいますので、今日は不動産投資スクールについてお話しようと思います。
◆2大不動産投資スクールと、その特徴
不動産投資スクールは、不動産投資というものの本当の基本的なところから、複数戸の物件を買って決算や申告を終えるくらいの段階までを網羅しており、知識ゼロの状態で加入しても大丈夫です。
代表的なものは、ファイナンシャルアカデミーの「不動産投資スクール」と、JREC(日本不動産コミュニティ)の「不動産実務検定」です。
それぞれ特徴がありますが、どちらもお薦めできる内容です。ふたつのスクール詳細については、それぞれ別の記事でご説明しようと思います
スクールの特徴(良いところ、気をつけるところ)については、少し前にツイートしています。数々のセミナーに通い、講師もしたぼくが出した結論はこちら。
不動産投資スクールの特徴
◎幅広い知識を過不足なく学べる
◯「失敗しない」が最重要
◯仲間ができる
◎モチベーション維持に効果的
◯知識にお金を払う価値観が身につく
△学んだだけで満足感ある
△ダメな仲間とつながると大変ぼくも今から始めるならスクール通いますが、万能ではありません。
— 投資家けーちゃん (@toushikakeichan) 2020年5月24日
◆大事な知識は「面白くない」という矛盾
偏りのない知識をきちんと学べることが、不動産投資スクール最大の利点です。
チャレンジ面談に来られるような方で「関連書籍は20冊くらい読みました!」なんて言ってる方でも、媒介形式や瑕疵担保責任などの基本用語の意味が分からなかったり、特定の投資法以外ほとんど事例を知らなかったりします。
不動産投資の本も、基礎的なことが網羅されているものは、読んでいてあんまり面白くないんですよね。どうしても、武勇伝的な派手なエピソードが書かれた書籍に偏る人が多いです。
不動産投資スクールは、「必須だけどあまり面白くない」ところを、講師が上手に楽しくお話してくれるので、結果的に過不足ない知識が身につきます。
また、スクールで教える内容は、武勇伝本と違って普遍性や再現性を重視しているので「著者だから、その時代だから成功した」「奇跡的に成功した」というやり方を教えません。
結果的に、大成功よりも「失敗をしない」ことが重視されます。
本の真似をして30以上の物件に半額の買付を入れ、業者さんから総スカンを食らったような投資家さんもいますが、そういった失敗を防げます。
◆仲間とモチベーション
ぼくは割と、ひとりで黙々と進行させるのが好きだったりしますが、仲間がいると頑張れるというタイプの人は多いです。
仲良くしていた同期受講生が物件を買ったりすれば、多少のライバル心もあって取り組みが加速したり、またはメンタルのブレーキが外れたりという効果も狙えます。
なので、ぼくはどうせスクールに行くなら通信式ではなく教室に行く方式をお薦めしています。
ただ、昔の大家さん飲み会ではたまに見かけましたが、同じ取り組みをしている人と交流を持ち、それっぽいことを話しているだけで「やっている気になる」ことが多いので注意が必要です。
交流の機会があるのなら、なるべく成果を出せそうな人や既に出している人と仲良くなるようにします。「この人がまだなら自分も大丈夫だ」という安心できそうな人と親しくなる必要はありません。
◆優れた知識にお金を払う
これは、不動産投資スクールに限った話ではありませんが、こういったスクールで得られる知識は、将来自分に何千万円という収益をもたらしてくれたり、失敗や破産のリスクを激減させてくれるものです。
知識にお金を払う価値観や習慣は、身につけておくべきお金持ちへのルートです。
ここで「ただ講師が話すだけで、●●万円も儲けるのは納得いかない」と考えてしまうのは、「自分が豊かになるより、他人が貧しくなる方が嬉しい」という、ド貧乏の価値観なので絶対に排除しましょう。
優れた知識を与えてくれる人に10万円を払い、その知識で200万円稼ぐ・・という図式は別に珍しいことではありません。
スクール入会によって、ご自身の投資活動が停滞せずに成果を出し、知識の偏りや先入観によって失敗してしまうリスクが防げるのではあれば、スクールに費やす時間やお金は十分投資に値するものだと思います。