不動産投資「やれる!」と思えたきっかけ
■不動産投資の羅針盤「プレミア投資部」はこちら
■大家さんのための無料Web情報誌「満室経営新聞PLUS」はこちら
ぼくが不動産投資として最初のアパートを購入したのは2004年で、その前年から不動産の勉強を始めている訳ですが、今日はそれ以前の時期についてお話してみようと思います。
そもそも、なぜ不動産投資なんかに興味を持って頑張ろうと思ったのか。
◆まずは伝説の名著(でも具体的ではない)
同じくらいの時期にスタートしている人のほとんどが「金持ち父さん」の本を読んで不動産に興味を持っています。
この本は資産と負債の違いやキャッシュフローの概念、あとは自分の会社やビジネスを持つことのメリットについて書かれていて、不動産の具体的なノウハウにはほとんど触れられていません。
ですが、この本でいう「資産」の代表例として不動産が挙げられており、自分の中では「家賃収入を得るという手もあるんだな」という気づきにはなりました。
ただ、不動産の買い方は分かりませんし、日頃目にするのは新聞広告(当時はビジネスマンらしく日経新聞を読んでいた)に載ってる新築ワンルームくらい。
当時も新築ワンルームは「月々8千円の負担でマンションを持てます!」と、逆ざや(マイナスCF)が当たり前のような感じで売られており、未経験の自分にとってもそれには違和感がありました。
◆儲かる仕組みが分からない
そもそも、ぼくは「誰かが不動産を売るということは、それを売って儲けるためだ」「相手が儲かるような不動産を買ったら、自分は損する」という、売買にWin-Winなしという価値観を既に持っていました。
なので、不動産を買って儲かる・・という概念が理解できていなかったんだと思います。
膠着状態のまま2年くらいの歳月が流れます。 金持ち父さんの本を読んだときには名古屋で勤務していましたが、職場は富山に移りました。
そして外回り中に立ち寄った本屋さんで、ある本に出会いました。
文苑堂書店 清水町店(富山県高岡市)なつかしいー。
ロバートアレンさんという起業家さんが書いた「実践! 億万長者入門」という本でした。すごいタイトル・・笑
原題は「Murutiple Streams Of Income」なので「複数の収入の流れ」といった感じでしょうか。
この本のひとつの章で、不動産についてかなり具体的に説明があり、ぼくはそれを読んで「本格的に頑張ろう」ということを考えました。
◆「やれる」と思えば動ける
なぜそう思えたのかというと、書籍の中で「不動産が安く売られる理由」というのが説明されていたからです。
不動産を売却する理由はさまざまで、相続したけど管理が面倒とか、急ぎの換金需要があるとかで「安くなっても売りたい」という人はたくさんいる。
確か書籍の中では、それぞれの理由の頭文字をとってひとつの文章か単語になっていたかと思います。
ほかにもインデックス型の積立投資やネットワークビジネスなどについての記述もあったのですが、ぼくにとっては不動産のところだけで十分なインパクトがありました。
不動産を安く手放す人から買えば、利益を得られる。
この本をきっかけにしてシンプルな原理原則が腑に落ち、やれるという感覚が得られ、すぐに不動産関連の情報収集に邁進するようになった・・という訳です。
情報収集を始めて1年後に最初の本と教材を買い、その半年後に最初の物件を見にいき、さらに5ヶ月後にアパートを購入しました。
「やれる」と信じられると人は動けますし、こういったブログ媒体やチャレンジ面談などで、自分がそのお手伝いができるといいなって思います。