不動産投資「無敵の人」

2021年10月5日

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ネットスラングとしてはずっと前からあったようですが、ここ数年「無敵の人」という表現を、テレビや雑誌など普通の媒体でもよく目にするようになりました。

無敵の人とは、「失うものが何もない人」という意味で使われていて、お金や財産はもちろん社会的な地位や家族・友人なども持たないので、犯罪などに対しても一般の人と比べて心理的な抵抗が著しく低いと言われています。

 

◆完全ノーリスクでお客様気分

不動産投資でも「無敵の人」は存在します。

「買わない人」のことです。

 

数ある投資の中でも、不動産は投資が成立するために他人が介在する割合が高いという特徴があります。

株式投資は口座さえ開いてしまえば、売るのも買うのも全てネットで完結することができますが、不動産の場合は物件の詳細資料のやりとりから現地の案内、買付の授受や売主・買主間の調整などで必ず不動産会社の人が動きます

電話対応に追われる会社員のイラスト(男性)

そして、日本だけでなく世界中のほとんどの国で、不動産仲介会社への支払いは完全成果報酬というのが慣習になっています。つまり「先払い」がありません

 

ですので、買う可能性が薄いのに不動産会社の人と接触すれば


・興味本位でしかない売り物件について事細かに教えてくれる
・最寄り駅まで迎えに来させて、現地の案内をしてもらえる
・冷やかしの買付でも真剣に交渉してくれる


といった「ただ働き」をさせてしまうことが可能です。

 

周りの人がどれだけ自分のために働こうが、当の本人は契約書に捺印しない限りは完全にノーリスクで失うものがありません。

お客様気分を何度でも&いつまでも味わえる無敵の人となります。

 

◆知らないうちに、あなたも無敵に

もちろん、このような悪者がいる割合も、悪者がわざわざ不動産会社をターゲットにして時間と労力の浪費をさせるケースも少ないとは思います。

ただ、厄介なのは不動産の場合「悪意がなくても、結果的に同じことをしている無敵の人」が多いのです。

 

不動産を買う気はある。家賃収入でFIREしたい。

でも今まで何百件も問い合わせをして、何十件もの現地調査をして、融資の打診も数え切れないほど頑張った。けど結局のところ買えていない。

こういう人は、ご自身の購入基準か属性や資産背景、または知識か決断力のいずれかが欠けているから結果的に買えていない訳で、意図的ではないにせよ他人のマンパワーを奪い続ける無敵の人になっています。

浮かれる人のイラスト(男性)

不動産会社の人も、見込み客の中にこのような「決して買わない人」が一定数混じることを想定して動いているはずですが、だからといって自分がそういう人になる必要はありませんよね。

どんなところにも「冷やかし」の人はいますが、相手に負担を掛ける度合いが桁違いなのが不動産業界の特徴でもあります。

 

◆別ジャンルの無敵状態とは?

本題とは少しずれますが、不動産投資ではもうひとつ「無敵の人」になるパターンが存在します。

それは「とんでもないレベルの借金をしている人」です。

 

例えば日本の金利が10倍に上がったり、超巨大地震で持ち物件のほとんどが倒壊したり、いかれた政治家が「家賃を払わなくても良い」という法律を制定させたりすると、巨大な大家さんほど大きなダメージを負います。

おそらくは破産という道を歩むでしょう。

 

しかし、そういった巨大大家さんは今の規模になるずっと前から「どうしようもなくなったら破産」という状態だということに気づかなければなりません。

下(最悪の事態)は、いつまで経っても「破産」のまま変わらず、上(うまく行った場合)は延々と資産や収入が積み上がっていくのです。これはまさに無敵状態ではないでしょうか。

業績が上がった人のイラスト(棒人間)

誰だって破産するのは嫌ですが、自分が目指すレベルが「絶対に破産しない範囲」を超えてしまうのであれば、潔く「良いほうの無敵の人」を目指すべきですね。

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