これから始める方への不都合な真実

2022年1月7日

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ぼくが「不動産投資をやってみよう!」と決意したのは、だいぶ昔になりますが、その年の夏頃でした。(その後、数ヶ月勉強して翌年の春から活動を開始した)

不動産に限らず、新しいことは思い立ったらすぐにスタートするのが良いですが、特に今の時期は踏ん切りがつきやすいですね。しかし、何の準備もない見切り発車はかえって進捗を遅らせます。

レールから外れた人のイラスト(女性)

今日はやる気に満ちている方に向けて、あえて言いづらい真実をいくつかご紹介します。

それでもモチベーションが減退しないのであれば、ぜひ今年は不動産投資にどっぷりハマる1年を過ごして下さい。

 

◆真実① 既にずっと遅れてしまっている

不動産投資は「高いか、安いか」という参入タイミングよりも、「早いか、遅いか」という期間の方が重要です。

ぼくがそこそこの実績を積めているのも、このブログをお読みの方のほとんどの方より早く不動産を買い、長く家賃をもらっているからに他なりません

平均的な人よりは利回りの高い物件を買えていると思いますが、卓越した実績も「早くからスタートしている」という事実を超えられないのです。

鬼ごっこのイラスト

この記事を読まれている方は、リーマンショックの頃にスタートした投資家さんと比べると、既に10年以上の差がついています。

10年前に始めた投資家さんが累計で受け取った家賃や売却益を考えると、今頃になって始めるのが恐ろしくなりますが、かといって投げ出してはダメです。

 

ぼくが不動産投資を始めた2004年でさえ「不動産投資はもう遅い」と言われました。物件を買うタイミングは常に「遅すぎる」のです。

だからちょっとでも早くやらないといけません。

 

◆真実② 不動産でお金持ちになるのはレアケース

以前の自分も含めて、この記事を読まれている方の多くは「不動産投資によってお金持ちになろう」と考えていると思いますが、世の不動産オーナーは「不動産を買う前に、既にお金持ちだった」人がほとんどです。

潤沢な自己資金と強い与信、本業で築いた金融機関との強力なパートナーシップ。

フル装備状態で不動産を物色し、積算とか収益還元とか関係なく「資産性」と「割安かどうか」だけに全振りした購入ができるので、より儲かっていくのです

強いバックボーンのない一般的なサラリーマン投資家さんは、「サラリーマンに優しい銀行」を探し、その銀行の融資基準に合わせた物件であるかどうかで取得物件を選ぶしかありません。

そういう物件を必死で運営してCFを貯め、売却して自己資金を増やし、それを数回繰り返してまあまあの純資産を確保できてから、ようやく「他の事業や投資で成功した、特に不動産の知識がない人」に追いつくという訳です。

富裕層的な投資の前に「ドサ回り」ができるかどうかは、規模拡大のスピードに大きく関係します。

 

◆真実③ 最初はお客様扱いしてもらえない

不動産というのは上には上がいる世界で、日頃「そこそこのレベルの投資家」を相手にしているような会社であれば、物件を持ってない普通の会社員をまともなお客様として扱うのは難しいでしょう。

自分の過去を振り返っても


・何度も質問メールを送る
・手付金の額を50万円下げてもらえるように交渉する
・少額物件の土地建物割合でごねる
・600万円のワンルームで融資特約、さらに融資に手こずる


みたいなことをしてましたが、業者さんから見るとかなり面倒くさく思えるはずです。

新築のマンションなんかを買うときに丁寧なお客様対応をしてもらえるのは、利益がたくさん乗った物件を高く買ってくれるからです。

コガモのイラスト

売る方も買う方もシビアな投資家同士の場で、丁寧な対応をしてもらうためには、全然売れないだめ物件をニコニコしながら買うか、すごい与信を身につけて大口の取引をするしかありません。

 

 

 

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