ストレス無縁の「大家さんという職業」
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不動産投資の経歴についての話の合間に、「ストレス」についての記事を書いてみようと思います。
このサイト名は「ハッピー&リッチBlog」ということで、人生においても金銭的においても幸せな状態を目指そうというのが、ぼくが大事にしている指針でもあります。
幸せの定義はひとそれぞれですが、ストレスがない・少ないという状態で日々を過ごすのは、かなり多くの人に当てはまる幸せ要素のひとつですよね。
そこで今日は過去のツイートから「不動産投資とストレス」について考えてみます。
◆常時「お客」の大家さん
まずは、こちらのツイート。大家さんの恵まれた立場について。
アパート経営で得られるメリットとして「怒られなくなる」というのがあります。
お客様である入居者さんとは接する機会はほとんどないし、管理会社さん、工務店、税理士さん、銀行などはこちらがお客様という立場なのである程度は気を使ってもらえます。すごいストレスフリー。— 投資家けーちゃん (@toushikakeichan) 2020年1月22日
大家さんは、怒られません。
ほとんどのシチュエーションにおいて、こちらがお客側だからです。
世の中のあらゆるところで怒りという負のエネルギーが発生していますが、世界中どこにおいても、「お客がその支払先(業者や店)に対して怒る」件数は、「お客が支払い先から怒られる」件数の10万倍は下りません。
10万分の1でお客側が怒られるにしても、そこには明らかなお客側の落ち度がある訳なので、善良で支払い先への配慮があるお客が怒られてしまうことは「ほぼ皆無」と言い切っても良いでしょう。
ぼくは今月に入ってから、管理会社、工務店、銀行員、賃貸仲介会社、司法書士、税理士など様々な人と会いましたが、全てのケースにおいて自分がお客側なので怒られる状況が想定できません。
若手の社員をいじったり、寒いギャグを飛ばしたりするだけでなく、仮に自分が約束の時間に遅れたり、依頼された書類を送付し忘れたりしても、やっぱり怒られるようなことはありません。
仕事に携わる時間の中で「怒られるかもしれない・怒られたらイヤだな」ということを、ほぼ1秒も考えなくて済むのがどれほど幸せかというのは、サラリーマンを経験されている方なら理解できると思います。
大家さん、最高すぎます。
もちろん、そんな環境下であってもビジネスマナーをしっかり守り、相互理解の中で仕事を進めていくことで、より良い結果が自分に返ってきます。
良いお客(発注者、クライアントなど)でいることは、とても大切です。
◆借入はストレスではない
次にこちらのツイート。
ストレスで病気になったり自殺したりという人は少なくないですが、プレッシャーで自殺する人はいません。
不動産投資の借金は「プレッシャー」なんですよね。それを背負うおかげで、嫌な人間関係やお金不足による「ストレス」を無くせるので、みんな借金して不動産を買おう!
— 投資家けーちゃん (@toushikakeichan) 2020年2月4日
多額の借金がついて回るのが大家さんの宿命ですが、上記の通り債務はストレスではなく、「物件を高稼働で運営して、借金をキッチリ返す」という役目を任されたプレッシャーでしかありません。
優勝が掛かった試合で先発するエースや、大観衆の前でライブをする直前のアーティストのようなものですよね。
プレッシャーとは、大きなことを成し遂げようとする人だけが感じることのできるプラスの感情だと言えます。そして多額の借金を負ってみると分かりますが、実際にはストレスどころかプレッシャーすら感じることはありません。
もちろん、どうしようもない物件を買って大損したり、建物からの漏水が止まらなかったり、地震保険を契約しないうちに建物が全壊すればストレスを感じます。
でもそれは、タクシーの運転手さんが事故ったみたいなもので、通常の大家さん業務とは別に考えるべきでしょう。大きな失敗がストレスの原因になるのは、全ての職業に共通したものです。
※しかし、この「いらすとや」というサイトは凄いですね。素材あり過ぎです。
運転手さんはきちんと安全運転をしていても、酔った乗客から突然頭を叩かれるようなことがあります。運転が荒いと怒られて、エコーカードで会社に通知されてしまうこともあるでしょう。
それを大家さん業に置き換えると、管理会社さんを訪問した際に酔った店長から罵声を浴びせられるようなものですよね。あり得ません(笑)
とうことで、繰り返しになりますが大家さんって最高なので、まだの方はぜひなってみてください。既に大家さんになっている方は、幸せな環境に感謝しつつ業務に邁進しましょう。