買ったアパートをボロクソに言われた話

2020年7月18日

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管理会社を適当に選んで失敗したという話を書きました。

賃貸経営をしていく上で最も密接なやりとりをするのが管理会社さんですので、関係が悪化していたり、そもそも今回のようにダメな会社に委託すると、非常にストレスの多い毎日を過ごすことになります。

関連記事:管理会社選びの失敗

そもそも、このマンションは同じエリアで2棟目になる物件だったのに、なぜ管理を頼むような会社が他になかったのか・・という話をします。これも失敗談と言えると思います。

 

◆初年度の物件管理

不動産投資初年度の活動を時系列にまとめると


・8月25日 一棟目のアパートを富山県で購入
(滞納が多く、自分で解決してから管理を委託しようとした)

・12月末   明け渡し訴訟を提起して滞納家賃を全額回収

・翌1月末  管理会社を探しはじめるが初回で頓挫

・2月中旬  2棟目の古いマンションを購入→そのまま管理も委託


という流れでした。

管理会社さんとの関係がすごく大事・・というような話ばかりしていますが、大家さんデビューして半年くらいの間は物件を自主管理していたのです。

 

ちなみに、1棟目も2棟目も売主さんは自主管理をしていて、管理を引き継いでくれるような会社は特にありませんでした。

ここで注目いただきたいのは、2005年1月末にある「管理会社探しが頓挫」というところです。頓挫するほど難しいミッションでもないはずなのですが、いろいろと事情がありまして。

 

◆トラウマになった地元業者訪問

もちろん、いくら富山といえども賃貸管理をしているような会社はたくさんありますし、管理料や業務内容自体はどこも同じような感じです。

ではなぜ、活動が頓挫してしばらく動けなくなってしまったというと、こんな出来事があったからなのです。

当時のブログ原稿が残っているので、そのまま掲載してみましょう。

初回に訪問した業者さんに、苦労をして買ったアパートをボロクソに言われたことで、別の会社を訪問しようという気力がなくなってしまっていたのでした。

 

◆他人が買った物件をけなさない

15年前のブログ記事ということで、文章の稚拙さもさることながら自分のメンタルの弱さに辟易してしまいます。

しかし、当時は自分なりに頑張って買ったアパートですし、この会社へ訪問した時のことを思い出すと何とも言えないイヤな気持ちが蘇ってきます。

今考えても、なんでこんな対応をされたんだろうと不思議でなりません。

 

何年もあとになって、自分も「購入した物件の空室が埋まらない」というような相談を受ける立場になりましたけど、ぼくは絶対にその物件そのものをけなしたり、買ったことを後悔させるような発言はしません

中には、相談に来られた方自身が「こんなの買わなきゃよかった」と後悔しているケースもありますが、購入した当時の事情や心境を知らない第三者が言って良いことでないと思うからです。

 

◆後日談とアドバイス

このアパートは後日別の管理会社さんにお任せして、しっかり満室経営ができましたし、売却までトータルして相当な収益をもたらしてくれました。

このトラウマによって管理会社さん探しの活動がしばらく停滞しましたが、渋々と別の会社を訪問したところ、とてもハートフルな対応をいただいたという訳です。こちらも当時のブログをご覧下さい。

 

※当時はサラリーマンで本名を出していなかったので、このような○○表記になっています。

 

当時のぼくが、どれだけこのメールに元気づけられたことか。

「管理会社さんの選び方」というノウハウは確かにあると思いますが、自分の持ち物件を大切に思ってくれる会社が一番です。

もし、昔の自分と同じように「これから管理会社を探す」という人がいるのであれば、それがどんなにボロ物件であっても、物件をディスられた時点ですぐに打合せの席を立ちましょう・・とアドバイスしたいと思います。

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