投資について考える絵本(ポーチとピース)
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CFネッツの倉橋隆行社長が、ご自身のyoutubeチャンネルで「子供が投資を理解できるような絵本を出版した」と話されていたので、さっそく購入してみました。
◆「聴く動画」はお薦め
ここ数ヶ月、朝のウォーキング(という名のお散歩)や身支度中に「画面を見なくても理解できるyoutube動画」を聴くことが多く、倉橋さんのチャンネルもそのひとつです。
あとは、ジェームス・スキナーさんや山本義則(筋トレの有名な人)など、最近はお勉強動画も充実してします。音楽を聴くのも悪くありませんが、こういう媒体で情報を収集すると効率的に時間を使えるように思います。
もちろん、youtubeは「プレミアム」に加入してCMをカットします。
月額1500円支払うだけで、貴重なコンテンツが中断されて、胡散臭い映像を見せられてしまう数秒間(たまに15秒のときもある)から解放されるのですから、ケチらず加入しましょう。
◆絵本のあらすじ
さて、話は戻って倉橋さんの絵本についてですが、日本有数の不動産コンサルタントの方が作った絵本ですから、当然不動産のことが書かれているのかと思いきや、そうではありませんでした。
ストーリーとしては、
・たぬきのポーチと、リスのピース
・ポーチは身体が大きくて、ある栗を全部食べてしまう
・ピースは食べきらない分の栗を家で保管していた
・冬になると収穫ができないので、ポーチはピースから栗を借りた
・ポーチは冬が終わると借りた栗より多くの食べ物をピースに返した
・ピースはどんどん食べ物の備蓄を増やし、栗の栽培まで始めた
・ポーチ以外の動物にも貸し出し先を拡大するピース
・ついには、ポーチを栽培を手伝わせることに
・自分で育てた(けど自分のではない)栗をピースに借りるポーチ
・いつしか、2匹の暮らしには大きな差がつきました
絵本にしては、かなりシュールなストーリーです。
◆倉橋社長の解説動画
人によっては、リスのピースを「ズルいやつ」と感じるかもしれませんし、たぬきのポーチは身体が大きくて多くの食べ物が必要だっただけなので、アリとキリギリスのようなすっきり感もありません。
しかし、この絵本を読んですぐに倉橋さん自身の「解説動画」が公開されたので、そちらも観てみることにしました。
そうしたら、冒頭から「2匹の暮らしぶりの差から、健全なバランスシートを構築する重要性について教えている」というお話。想像していたよりずっと深いです。
ピースの貸し出し先がどんどん増えていくのは、複利の威力とDCF(ディスカウントキャッシュフロー)について理解ができるストーリーとのこと。
これ、絵本の解説ですからね(笑)
◆不動産の話も・・・
今日の段階では解説動画は第4弾まで公開されていて、ついには不動産投資の話も登場しています。これは絵本を読んでいなくても勉強になる内容です。
絵本と解説動画、ぜひぜひご覧下さい。
ぼくは明日、金沢で講演をする機会があるのですが、こんなインパクトのある話ができるようになりたいです。