セミナー出演の準備と工夫

2020年10月12日

10月最初の週末は、久しぶりにリアルな場面でのセミナー登壇をさせていただきました。

しかも、ご依頼主は日本賃貸住宅管理協会(日管協)の北陸支部ということで、非常に規模が大きくお堅い団体です。会場も金沢駅前のホテルの宴会場で、しっかりとディスタンスを取って開催されました。

ご参加は100名ちょっととのことですが、普通に詰めて座れば300人くらい入ってしまうくらいの会場でした。

 

◆駆け出し時代は準備が大変

さて、このようなセミナー登壇も100回くらいになるでしょうか。

最初の出演は一棟目の物件を購入した直後(10日後くらい)です。不動産ブロガーとしてそこそこ知名度はありましたが、ご依頼を受けた時点ではまだひとつの収益物件も保有していませんでした。

60分という短めの話でしたが経験も知識も乏しくて話すことがなく、かなり薄い話をしたような気がします。それでも準備はすごく時間を掛けました。

 

次に機会は、不動産ではなく当時の専門であった損害保険の話を不動産投資家さん向けにするというご依頼で、これは大変でした。

間違ったことを話せないので、保険の規定集や約款などをくまなく調べ、参加者さんの誤解のないよう「話す内容を全て文字起こしして記憶する」ということまでやりました。

2時間半ほどのセミナー準備に、その10倍はかけました。

 

◆セミナー準備は「資料作り」ではない

今はセミナーのご依頼をいただいてから、当日までの準備は完全にルーティン化できていまして、準備時間を大幅に削減する一方でクオリティにムラがないような工夫をしています。

一部の人にしか役立たないかもしれませんが、今日は自分なりのセミナー講師ルーティンについてご説明しようと思います。

 

まず大切なのは「いきなりパワーポイントを使って資料作りを始めない」ということです。

このブログをどうやって書いているかを説明した記事にもありますが、まずは別の媒体で「進行メモ」のようなものを作ることが大切です。ノーアイデアの状態で画面に向かってはいけません。

ブログ記事の場合は、スマホのメモ帳アプリに数行で「テーマと概略」を書いておき、必要に応じてTwitterで短い解説をアップしてブログ内でも引用します。

※関連記事:ブログの製造工程

 

セミナーの場合はオーソドックスにノートを使います。

パワーポイント資料のことはとりあえず置いておいて「こういう話を伝えたい」「このエピソードが興味持たれそうだ」というようなことを、どんどんノートに書き出していくのです。

金沢セミナーの構成メモ。

このとき、話をする順番については何となく決めますが、パワーポイント資料を作る時点で入れ替わることもあります。もちろんボツにするネタもあります。

 

◆スライド資料の工夫やこだわり

この「ノート」の段階でどこまで良い構成を作れるかどうかで、セミナーのクオリティのほとんどが決まります

複雑なアニメーションや多彩なフォントを活用してスライドを制作する人もいますが、そういうのはどちらかというと講演資料ではなく「プレゼンテーション」です。

中身がしっかり決まっていれば、資料の見栄えが多少悪くても大きな影響は出ません。むしろワードに文字だけ書いたものを投影したって、クオリティは3割もダウンしないと思います。

 

また自分の場合は、配布された資料をあとで読んで内容が復習できるといいなって思っていますので、スライド資料がレジュメに近いものになっています。

抽象的なスライドってカッコいいんですけどね、作るのも楽ですし。あとで読み直しても意味が分からないので、自分では採用していません。

こういう資料じゃ復習できないです。。

 

◆ダメ押しの直前テクニック

レジュメに近い資料スライド資料ですから、それを作成した時点である程度(というか、かなり)実際のステージでも話ができる状態です。

しかし、よりクオリティを上げていきたい場合はスライド資料を余白多めに印刷し、そこに以下のようなことをメモ書きしていきます。


・関連する小話(事例とか自分の体験談など)
・時間に余裕があるときの補足説明、例え話
・時事ネタ
・反応を見るための質問(「これを知ってる人は手を挙げて」など)
・参加者さんと共有できる話(ご当地のこと、共通の知人や知識)


 

 

ポイントは、この「スライド資料へのメモ書き」はなるべく直前まで着手しないということです。早くても前日の移動中、遅い場合はセミナー会場近くのカフェで作成することもあります。

タイミング的により近い話を入れた方が、参加者さんに刺さることが多いからです。

「今日ここに来るときに実はね・・」みたいな話が最高です。今回メモ書きは、当日の朝に作成しました。

 

しかしながら頑張って作ったメモ書きも、講演中に見られるようなことはほとんどありません。

ぼくが講演中、ほとんど下を向いて話をしていないのは、参加されたことのある方ならお分かりかと思います。記憶に定着しなかったネタは話したところでどうせ良い反応を得られません。覚えているものだけを使うのです

お蕎麦やさんで見かけるこのコンセプトと似ています。

 

ということで、

・準備はある程度入念に。
・資料作りよりも構成やテーマを練ることに時間を掛ける。
・当日はライブ感を大事に、メモ書きではなく参加者さんを見て話す

こんなところでしょうか。

 

不動産投資業界にも「この人は上手いな、すごいな」という人が何名かいらっしゃいますが、面白いのはみんなそれぞれセミナーの作り方は違うということです。

人前でお話をする機会のある方は、ぜひご自身なりの勝ちパターンを身につけて下さい。

翌朝、地元の新聞にも掲載されました。笑

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