不動産投資家が描く「未来のイメージ」

2020年11月8日

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毎月このくらいの時期になると、前月の賃貸収支をまとめて配信しています。

昔は「大家の財布の中身レポート」という名称で、いまは「プレミア投資部」というコンテンツの中に「アクティブ大家の収支・活動レポート」として、ぼくを含め3名の大家さんが収支と毎月の行動を公開しています。

不動産の学校 プレミア投資部

 

◆前置きとして、収支の現況

そこで詳細を公開しているのでブログでは大雑把にしか書けませんが、いまの不動産保有総額が購入金額ベースで12億円ちょっと。残債が8億円くらいです。

 

ぼくはこれまで売却もたくさんしてきましたが、購入金額を下回って売却した物件はひとつだけで、残債以下はひとつもありません。

なので、控えめに見て全物件が購入時と同じ金額で売れた場合、4億円くらいの現金がグロスで残ることになります(そこから仲介手数料や税金が引かれます)

また、毎月の元金返済額は400万円を超えているので、手にしているキャッシュフローの他に、これに近い金額の純資産が増えていることになります※厳密に言うと、帳簿上ではキャッシュフローに元金返済額を足したものから減価償却費を引いた金額。

 

不動産を買い続けていると、貯まったお金もすぐに購入資金に回してしまいますので、物件を売却した直後でない限りは「なかなかお金増えないなぁ」という状態ばかりです。

でも、決算書のBSを見ると着実に純資産が増えているのが分かります。

 

◆時間の経過を「良いこと」と考えられる

前置きが長くなりましたが、こちらのツイートをご覧下さい。

 

不動産投資は、時間を味方につけてじわじわと資産と収入を拡大していくものですので、特別にすごい手腕を発揮しなくても、ほとんどの人が年月の経過とともに資産を増やしていきます

嫌なことがあった日でも、一晩寝れば何万円かの資産が増えていることになりますよね。自分の場合だとこれが20万円近くになるのですが、20万円レベルの嫌なことなど、滅多にありません(笑)

※関連記事:ストレス無縁の「大家さんという職業」

 

少し前に「老後2千万円問題」がに話題になりましたが、ある程度の不動産規模を保有している人にとって、年金問題など特別に興味のあるトピックではないでしょう。

「どうせもらえない、払い損だ」と思いながらも、年金や公的支援なんかアテにしなくてすむような経済基盤を確立しているはずです。

 

◆「立ち止まる不安」がない

将来を考えたとき、ほとんどの人は老化や経済不安が頭をよぎる中、不動産投資をしている人は資産や選択肢の増加について楽しい想像をすることができます。

若さや健康を維持するためのお金と時間も、ふつうの人より捻出しやすいことでしょう。

 

また、不動産投資家の未来を考える上でもうひとつの大きなメリットとして、「頑張らない方がお金が増える」というのがあります。

記事の前半で「物件を売却した直後でなければ、なかなかお金が増えたという実感がない」と書きましたが、これはもちろん新しい不動産の購入に現預金が使われてしまうからです。

ぼくは今年だけでも諸費用を含めて3千万円以上の自己資金を、新規不動産の購入のために投入しています。

もちろ規模が増えるほど純資産の増え方は大きくなりますが、購入活動をストップすると今度は手元の現金がドカンと増えていくようになります

 

ほとんどの方が「老後が不安で、働くのを辞められない」という状況の中、本当のリタイアメントを前向きに考えることができる訳です。

帳簿上の資産も大切ですが、やはり通帳残高というのは別格です。

 

規模拡大に勤しんでいる不動産投資家は、いつでも気球に乗って空を飛べるのに、あえて機体が浮かないよう重りを付けて地上に留まっているようなもので、遠い将来に重りを外したときの気持ちよさは格別なものがあるでしょう。

ということで、不動産投資はやっぱり良いものです。今日も未来にわくわくしながら頑張りましょう。

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