サラリーマン時代のQ&A
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不動産投資をスタートさせて今年の8月で16周年。ブログも同じ時期から始めていますので、自分の初期の頃の活動をご存じの方も少なくなってきました。
チャレンジ面談などでお話する方の多くは会社員の方ですが、自分のサラリーマン時代の活動が書かれているのはこのブログで記事がひとつあるだけと、あとは10年前に出した書籍のみ。
この頃の投資活動について質問をいただくことは割といつも同じなので、今日はブログにまとめてみました。
◆本業との両立は?
仕事は拘束時間も長くてかなり忙しかったです。幸い、外回りの仕事だったので不動産会社の方と連絡を取ったりすることはできましたが、不動産活動のほとんどは朝晩と週末でした。
当時はスマホがなかった時代でしたが、今はそういった便利なツールがたくさんあるので、内勤の方でも十分に取組ができると思います。
◆勤務先には内緒にしていましたか?
住民税は普通徴収(自分で納める)にしていましたが、自分が購入した物件の火災保険は自分の会社どころか担当していた代理店さんの成績にしていたので、特に隠している感じではありませんでした。
むしろ、ブログを書いたりセミナーをやったりしていることを内緒にしてました。
◆不動産のキャッシュフローは使いましたか?
キャッシュフローのほとんどが再投資に回っていましたが、東京勤務になった頃からはその一部を自分の遊興費に使いました。結構派手に飲み食いしていた(といっても居酒屋さんやバーなど)と思います。
ちなみに、当時の家賃年収が3千万円くらいです。
◆退職する時に正しい理由を伝えましたか?
退職の経緯は、動画チャンネルのほうで笑い話として語っていますが、ちょっと事情があって当初の計画よりも前倒しになりました。
理由を伝える・・というよりも、むしろ不動産投資活動が退職の直接の引き金になったので、もちろん正しく伝わっています。ただし全貌を知っているのは上司(課長と部長)だけで、部のみなさんには曖昧に話していました。
こんな感じではもちろんありませんでした。円満退職して下さいね。
◆退職してから、なにかご褒美イベントをしましたか?
よくある「南の島でのんびりする」系のことかと思いますが、残念ながらそこまでお金に余裕がなかったことと、退職してから別の事業を頑張るようになったので、そういったイベントは皆無でした。
社宅を出て次に住むところを探したり、事務所を借りたりと結構やることがたくさんありましたし、それどころではなかったという感じです。
会社を辞めた(10月末)翌年の3月に、大家さん仲間でアメリカのサンディエゴに遊び&視察に行ったのが、最初の「専業大家さんらしい」イベントです。
あと、退職前日にホテルのバーで1杯(30ccくらい)15000円するブランデーを飲んでみましたが、あまりよく分かりませんでした。
◆起床時刻と就寝時刻を教えて下さい。
当時は6時ごろ起床、1時過ぎくらいに就寝です。お酒飲んで帰った日は、寝るのがもう少し遅いです。この頃から短い睡眠時間でもやっていけるようになりました。
いまは、起きるのも寝るのももっと早いです。
◆成果を出すために工夫をしていたことは?
大切だと思うのは、自分の仕事部屋のようなスペースをちゃんと確保するということです。
テレビでお笑い番組が流れているようなリビングのテーブルに、家族共用のノートパソコンを置いて不動産を調査しているようでは、成果を出すのは難しいと思います。
専用の部屋がないなら、リビングよりはファミレスなどで作業をした方が良いです。資格試験とかの勉強をするのと同じくらいの集中度で取り組むべきでしょう。
◆「こうしていれば良かった」というのはありますか?
スマホがあったら良かったなぁってすごく思います。
振り返ると効率的でなかったり、完全に無駄骨で終わってしまった活動もありますが、そういう蓄積がその後の判断に役立っていたりするので、「やらなきゃ良かった」ということは特にありません。
前述のとおり仕方ない部分もありましたが、もう2年くらいサラリーマンを続けていれば、規模も増えたし見聞も深まったと思います。
過去があるからこそ今がある訳ですから、これまでの活動はしっかり肯定して、今日からまた頑張っていきます。
・・・と、こうやって前向きになろうとした途端、トラブルが起きたりしてモチベーションが下がります。不動産投資というのはそういうものです。