大家か、大家以外か。
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プレミア投資部の4月配信分のコンテンツが完成し、10日に予定通り配信されることになりそうです。
今月は、ぼくが「サラリーマン大家さんから事業者へのステップ」というテーマで45分くらいのセミナーをしている映像が配信されるので、会員の方は楽しみにしていてください。
※ゴールド会員さん限定のコンテンツです。
リタイアレベルの家賃収入、大きな借入を実現したい方はぜひ。
◆会社員のままでも大きな変化
さて、自分も以前はサラリーマン投資家だった訳ですが、
1.会社員として普通に勤務をしていた時期(約8年)
2.サラリーマン大家の時期(約4年)
3.会社員ではない時期(それ以降)
それぞれで、毎日の生活はもちろん価値観や考え方まで変化がありました。
まだ不動産を買っていない人から見ると、「1と2」の差は「2と3」の差よりもかなり小さいように思えるかもしれませんが、それぞれを経験した感想でいうと「それぞれの差はほとんど同じ」です。
つまり、不動産を持っているか持っていないかの差は、すごく大きいということです。こちらのツイートをご覧下さい。
収益不動産を取得した途端、世界が変わります。
・一定の買い物が「経費」になり税引前に買える
・事業においてトップの地位が得られる
・普段の生活より1桁多い金額を、日常的に扱う
・一生の給与全額でも返せない借金
・そしてもちろん、家賃収入会社員の価値観は2種類。大家か、大家以外か。
— 投資家けーちゃん (@toushikakeichan) April 1, 2021
新築の区分マンションを1戸持っている程度では変化は少ないかもしれませんが、小ぶりの物件であっても立派な事業。あるのとないのでは大違いです。
◆何でも自分で決められる
ぼくが最初に買ったアパートからの家賃は年間350万円程度と大した規模ではありませんでしたが、この「家賃売上」から税引き前に使えるお金が結構ありました。
不動産を買う前に使っていた書籍やセミナーの費用は、物件を持てば立派な経費です。物件を見にいったり、セミナーを受講したりする際の交通費も経費です。
会社ではまだまだ下っ端で、同じ部署に後輩はいても部下はいませんでしたが、アパート経営については自分の判断でどんなこともできました。
修繕工事をどこまでやるかも好きに決められますし、家賃を滞納された時にお手紙を出して済ませるか、家まで行ってドアをガンガン叩くかも自由に選べます。
会社員のまま、このレベルまで自分で決められるようになるには、順調にいっても25年くらいは掛かるでしょう。本部長くらいのイメージです(笑)
◆必要なものに、躊躇なく使える
お金の感覚については、なかなか良い変化です。
100万円単位の家賃が入ってくると、つい気が大きくなってしまって無駄遣いをするようなイメージがあるかもしれませんが、自分の経験上まったくそんなことはありません。
生涯年収をはるかに超える巨額の債務は、忘れたくても忘れられない大きな存在ですし、それ以上に「事業は事業、生活とは別」という感覚は常にあるので、日々の生活で散財するようなことは今でもありません。
ただし、経費になるような出費についてはある程度「ドカン」と使うようになります。
パソコンや事務用品なんかは良いものを買いますし、交通費をケチるようなこともありません。いくら高いものを買っても事業全体の金額から考えれば微々たるものなので。
ムダなお金を使うこともなく、必要なものをケチらないで済むというのは「いいとこ取り」な変化ではないかと思いました。
これは、自分の賃貸業が法人化していて、自分のお金と事業のお金が明確に区別されていることも大きく、そういう意味では個人のままで物件を増やしていたら、ちょっと危ないことになっていたかもしれません。
◆世界も広がる
ツイートには書いていませんが、不動産を持つようになってからは「自分の世界が広くなった」と感じました。
これについてはまた別の記事でお伝えしようと思いますが、小さな物件であっても自分の不動産を持ち、自己の責任で事業をするということは人生において劇的な変化をもたらします。
そして、その変化は概ね良いものですから、一度お試しでもいいからやってみたらいいんじゃないかと思います。