家賃収入が増えても、周りよりお金持ちになれない理由

2020年9月13日

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人間の幸せ感というのは、他者との比較で生まれるようなメカニズムになっているそうです。

自分の周りがお金持ちになると、自分の収入が下がったような気分になるとか、ブータンの国民が幸せそうにしているのは、先進国のことをよく知らないからだとか言われます。

 

ふとしたことで、こんなツイートをしてみたりもしましたが・・

今日は比較と幸せ感について、考えてみようと思います。

 

◆レベルが上がれば付き合う人も変わる

人の価値観というのはだいたい比較で決まってくるもので、イケメンだとか太ってるか痩せてるかとか、大間のマグロが美味しいかどうかとか収益不動産の利回りまで、全て何か別のものと比べて判断します。

 

しかも、割と身近で近い属性と比較することが多いですね。

人の外見は、自分の知り合いと比べることが多いでしょうし、大間のマグロであれば、他のマグロと比べます。

自分のパートナーをモデルと比べて文句を言うこともないし、ドッグフードと今日の食事を比べることもありません。

 

お金についても同様で、地球の中ではかなり豊かな暮らしをしているのに、年収200万円だと低いと感じてしまうのは、WHOが集計した世界平均ではなくて自分の周りの日本人と比較しているからに他なりません。(※ちなみに、月収10万円でも世界全体で見るとトップ5%なんだそうです)

 

しかも、人は日中の大半の時間を経済活動(仕事)に使っているので、収入や資産が増えていくということは、通常、自分の経済活動のレベルも上がっていくということです。

その結果、収入が上がると付き合う人の所得層も上がっていき、いつまで経っても「周りより圧倒的にお金持ち」という状態にはなりません。

 

◆キラキラしまくりのFacebook投稿

普段メッセンジャーとしての利用しかしていませんが、ぼくも一応Facebookのアカウントを持っています。

学生時代の友人などが家族旅行や手料理の写真をアップしている中、イケてる大家さんたちの投稿はこんな感じです。

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うへぇぇ、、ってなりますよね。

かくいう自分のFacebook投稿といえば・・・笑

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◆僅差であるほど気になる

ということで資産や収入を増やしたいと思っていても、その理由が「周りより優位に立ちたい」という比較意識であるのなら、不動産投資で実現するのは難しいでしょう。

「他者との比較」といってもそれは周りの他人」ではなく「過去の自分」と比べることができる人が、不動産投資をして幸せになれると思います。

またはせいぜい、サラリーマンを続けながら新築アパートを1~2棟を手堅く購入する程度なら自分の居場所を変えずに済むので、そのくらいの規模に抑えておくと良いでしょう。

 

ただ、実際は不動産投資家として仲の良いAさんとBさんで、年収や資産が何倍も違うということが割と普通にあります。でもお互い気にせず仲良くしています。

一方、同じ会社に勤める同期が、お互いの収入をものすごく気にして張り合っているのに、二人の年収差は50万円もなかったりすることもあります。

僅差ほど気になるというこの現象は、面白いですね。

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