不動産投資の「心理的障壁」を100%解決する方法
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不動産投資に興味関心はありつつも、どうしても一歩踏み出せない人はたくさんいます。
もちろんこれは、資産や収入を増やそうとすることで「犠牲になる何か」が足かせとなって、行動や決断を阻害しているのです。
◆絶対に必要なら、行動して成果を出している
それならもう、不動産投資に興味を持つことなんか辞めてしまえばいいのですが、そうはいっても家賃収入が得られたら嬉しいし・・・(もごもご)みたいな状態を、下手すれば数年以上に渡って続けている人もいます。
本当に必要であれば、人は絶対にやりとげます。
今年中に不動産を取得しないと、自分と家族が炎に包まれて死ぬということなら、不動産が取得できる確率は100%です。
なので、今の生活にそこまで不満がなかったり、犠牲を払おうと思うほどは家賃収入を必要としていないということなのですが、そのままじゃ人生何も変わらないのも事実。
そこで、自分の経験をもとに「障壁」を取り除くヒントになればいいな、という気持ちで記事を書いてみました。こちらのツイートをご覧下さい。
◆不動産投資をする上で自分の中にあった障壁と解決策。
「破産が怖い」
→ 給与でギリ補填できる金額に抑えた「運営が嫌になるかも」
→ そしたら損しても潔く売ろうと決めた「会社にバレたら?」
→ 過去の懲罰を見て、クビにはならないと確認した漠然とさせたままにせず、具体的に考える。
— 投資家けーちゃん (@toushikakeichan) June 4, 2020
◆アナリストみたいな発言で逃げない
不動産投資の行動決断がグダグダしてる人って、「破産が怖い」みたいなはっきりしたことを言わずに「日本の人口が減っている」とか「今が買い時かどうか話からない」みたいに表面的な言い訳をするんですよね。
アナリストみたいなことを言ってれば、自分の中の恐怖や臆病な気持ちに向き合わずに済むからかと思います。
「ほんとは破産が怖いんでしょ。はっきり言っちゃいなよ」ということです。
破産が怖いという気持ちを認めたら手段はふたつ。
その可能性があることを受け容れる(もちろん、そうならないよう万全の対策を取った上で頑張る)か、ぼくのように破産しないレベルの金額で不動産投資を始めるの2択です。
◆撤退ポイントを決めることはとても大切
「運営が嫌になる」というのは、要するに自分が不動産投資に向いていないという心配があったということですが、まあそれならそれで仕方ないと思いました。
損をしても辞めてしまおうと思ってましたし、その損失もせいぜい多くて数百万円です。(最初の物件は1980万円)撤退してしまっても、人生において「アパートを買って貸した」という貴重な経験が残ると思いましたし。
ちなみに、不動産投資だけでなく全ての投資やチャレンジにおいて「ここまでは損をしても受け容れる。この期間までは頑張る」というポイントを作っておくことは必須の考え方です。
不動産投資に踏み切れない人は、心の中で「10万円の損もしたくない」と考えていることが多いので、ここを直さないと何のチャレンジもできません。
◆「障壁をはっきりさせる」→「受け容れるか解決する」
会社にバレたらどうこうという話は、HOME’Sのコラムで書いたことがあるのでご覧いただきたいのですが、結論としては「やりたくない(怖いとかいろいろ)のを職場のせいにしているだけ」というものです。
関連記事:「会社にバレずに不動産投資をしたい」という人への新説
ぼくのスタート時には、まだ上記コラムのような客観的な思考はできなかったのですが、それでも「クビにはならない。怒られたらその時また考えよう」という方針でいくことを決めました。
チャレンジ面談をやってて思いますが、公務員でも政治家でも学校の先生でも、本当にやりたいと思っている人はちゃんとスタートして成果を出してますしね。
もちろん、踏み切れない理由は人それぞれです。
奥さんや家族が反対するとか、どうしても時間が取れないとか、破産歴があってお金が借りられないとか、色々あると思います。
大切なのは、心の中のもやもやの理由をはっきりさせること。はっきりさせたら、それを解決するのか受け容れるのかを決め、行動方針を確定することです。
ぼくの事例として挙げた3つの障壁。どれも同じパターンで解決させていますよね。
人によっては、もしかしたら障壁が大きすぎて「やらない」という選択にたどり着くかもしれませんが、グダグダしながらアテのない情報収集で時間を無駄にするより、よっぽどマシです。