不動産投資は山登りに似ている

2020年7月23日

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今日はタイトルの通り、登山の話をします。

さっそくですが「登山において大切なこと」は何だと思いますか?

 

実はこれ、出てきた答えが「仕事において大切なこと」として考えていることと同じになるそうです。

ぼくは最初にこの質問をされた時に「ペースを乱さないこと」「体調を崩さないこと」などと答えました。まさに仕事での価値観と同じです。みなさんはどうでしたでしょうか。

 

◆登山と不動産投資で最初にすること

ぼくはサラリーマン時代を中心に、いろんな山に登りました。名古屋勤務時代の上司(入社3~4年目)が登山好きで、年に1~2回課員で一緒に登りました。富山勤務に移ってからは、さらにペースが上がります。

ほとんどが山小屋に宿泊しての縦走(複数の山を尾根伝いに渡ること)なので、かなりの体力が必要です。山小屋は雑魚寝で居住性悪いし、お風呂に入れることもほとんどないので、今考えると「よくやってたなぁ」という感じです。

 

さて。登山というものは、不動産投資ともかなり共通点があります。

ひとつめは「目指す山を決めることの重要性」についてです。

 

山登りをする際に一番最初に行うことであり、登山というプロセスで最も大切なことは「登る山を決める」ことです。

どこに登るかによって難易度も違うし、必要な装備も変わってきます。軽々と半日で上り下りできる山もあれば、最低2泊は必要という山もあります。

 

これは不動産投資において「まず、どのくらいの規模を目指すか」「どういう景色を見たいのか」という目標設定と同じです。(もちろん、ここでの「景色」とは経済的な環境だったりライフスタイルだったりということです)

低い山(=目標)で十分であれば、わざわざリスクの高い投資スタンスを選ぶ必要はありません。逆にどうしても高いところに行きたいのなら、ある程度の困難やリスクを受け容れなければなりません

 

なかなかスタートが切れない人は「楽に、高い山に登りたい」という考えであることが多いですが、そういう人は高須先生のようにヘリで登山するくらいの財力(=自己資金)が必要です。

 ※高須先生のブログより(クリックで該当ページへ)

 

◆登る山を変えるときにすること(A:いったん下山する)

これは書籍にも書いていることですが、「高い山に目標を変更すう場合、既に登った低い山を下りなければいけない」ことがあります。

「リタイアなんてとんでもない。将来の年金の足しになれば十分です」くらいの目標でスタートした不動産投資でも、実際にその目標を易々と達成してしまった際に「もっと上を目指そう」と考えることは当然あり得ます。

 

そんな時、これまでやってきた投資法が個人の与信枠を削りながら規模を増やしていくだけでのものであったり、エリアが散らばりすぎであったりすると、マイナス評価になっている物件をいったん売却するなどの下準備が必要になることがあります。

低い山の頂上から、高い山の五合目あたりにワープできる訳ではありません

 

◆ルートはそのとき次第

登る山(=目標)を決めることは大切ですが、山を登り始めてからは頂上ではなく自分の足元を見ていないと、転んだり滑落することになります。

ぼくのところにチャレンジ面談でいらっしゃる方の中には、「目標までのルートをスタート前から詳細に決めておきたい」という人が結構います。

「最初に買うのは小ぶりの○○な物件で、次は○○銀行を使ってこのくらいの物件を、確定申告を終えた翌年度は○○銀行が使えるようになるから・・・」みたいな確証を持ちたいのでしょうが、それはムリです。

そのときにやれることを、着実にやっていくしかありません。

 

サラリーマンを辞めてからは山登りをすることもなくなってしまいましたが、久しぶりに登ってみると、新しい「不動産投資との共通点」に気付いてこのブログを加筆するようになるかもしれないですね。

ちなみに、今までいちばんキツかった山は北アルプスの常念岳です。

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