保証会社へのバッシング
2008年5月 9日 08:05
20代不動産投資法の著者の方にメールを出して、
今日の夕方、会ってくることになりました。
なかなか気さくな方のようです(笑)
さて、ちょっと前の話になりますが、
全国賃貸住宅新聞に、保証会社の記事が載りました。
ウィルという大阪の保証会社が倒産したことがきっかけで、
「どういう保証会社を選ぶべきか」という、特集記事が組まれていました。
大家さんにとって良い保証会社=審査が甘い会社ということで
良いのではないかと思います。
「この人ちょっと心配だけど、保証会社が通ってるから入居OK」
というのが、保証会社の存在意義です。
「倒産しない財務体質であるかどうか」なんて書いてありましたが、
そんなものは、保証会社に限った話ではありません。
リフォーム会社に前金を支払ったのに、
完成前に倒産した・・・という事例の方がはるかに多いです。
記事では、どうも「保証会社が強引な回収をしている」
という論調にしたいようで、恣意的な感じがしました。
甘い審査の中で財務体質を維持していくためには、
回収率を高めることが必須です。
だから法に触れない範囲で、どんどんやるべきです。
それを咎められたのでは、保証会社がかわいそうです。
例えばこのような
こんなの絶対、会社行くまでに何度も督促してますよ(笑)
無予告で来たみたいに書いてますが、
彼らも仕事ですから、そんな非効率なことするはずがありません。
しかも「○○アナが滞納といったニュースが・・・」
なんて自意識過剰にも程があります。
そのほか保証会社の社員さんから、
「家賃を支払わないなら、出て行け」と言われたというのが
問題のある回収法として掲載されてましたが、
支払わないのに住み続ける方が、
何十倍も問題であることは、間違いありません。
保証会社へのバッシングが強くなりすぎて、
回収手段の規制が強化されるようになってしまうと、
ホントに信用のある人しか、保証会社の審査に通らなくなります。
そうなると、保証会社の意味がなくなります。
イヤな流れになってほしくないので、書いてみました。
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コメント (2)
実家でアパート経営をしておりますが、全くその通りです。
新聞、マスコミはあたかも消費者が一番みたいなことを書き、
同調を得ようとしていることにしばしば怒りをおぼえます。
でもこういうのって、家賃の不払いの件だけではないのですよ
ね。賞味期限切れ商品を使っている、売っているといって問題
視する一方で、賞味期限が切れても食べられる、食べ物を
粗末にするのはもったいない、等々、ひどいものですね。
投稿者: じょう | 2008年5月11日 09:10
じょうさん、コメントありがとうございます。
そうですね、一般消費者の味方をしておけば、
メディアとしては安全ですからね。^^;
投稿者: 投資家けーちゃん | 2008年5月15日 08:26