上半期の進捗と、カビの問題。

もうすぐ6月も終わりということで、1年の半分が経過。
月日の経つのは早いものですねー。

今年は、6月時点で区分マンションを5戸購入で1戸売却。
新築を1棟買って、売買契約までしていて購入決済待ちが、あと1戸。
差し引きの規模としては、1.4億円くらい増えました。


あと、空き室が多かった小松と秦野で入居者さんが増え、
現在どちらも90%以上の入居率をキープできている状況です。
これで、月の手取りがだいぶ増えました。

月額家賃1千万円は、今年中に達成できるのではないかと思います。


最近のトピックとしては、直近に購入した区分マンションの、
室内に大量のカビが発生しているという話を、入居者さんから聞きました。

購入後は毎回、入居者さんにご挨拶の電話をしてるのですが、
その際に「前からカビが多くて、改善をお願いしてる」という事実を知ったのです。


このマンションは宅建業者さんからの購入なので、
2年間の瑕疵担保責任があり、またカビの発生は売主がその事実を知っていたので、
重要事項説明にも不備があったということになります。

来月はじめに現地を訪問して、状況確認とヒアリングを行い、
場合によっては損害賠償請求ということになるかもしれません。


宅建業者さんから物件を買うことは滅多にありませんが、
普段は価格交渉を有利にするために、瑕疵担保を免責にした購入をするので、
一定の確率でこういったリスクがある訳です。

そういう意味では今回はラッキーだったかもしれませんし、
売主の策略にハマったとも言えますね。。(;-_-) =3


で、カビについてはそれから結構勉強しました。
今後のブログで、順次進捗報告とカビ対策のノウハウをご紹介します。



便利な利息計算ソフト。

かなり前の話になりますが、常習的な滞納者さん相手に
建物明渡&賃料回収の裁判したことがあります。

結果は「和解」といって、
当事者同士の話し合いで妥協案みたいなものを作り、
それを裁判官が「和解調書」というものにしたためました。


内容は

・滞納金額は、分割して●ヶ月で支払う。
・今後、2ヶ月以上の滞納が発生した場合は退去する。

というようなものです。(もうちょっとちゃんとしてますが)

和解調書は債務名義といって、判決と同じ効果がありますので、
上記に違反した場合は、裁判を省略して退去させることができます。


で、案の定そういう状態になってしまったので(笑)
ぼくが明渡しを請求すれば退去は拒めず、
拒んだ場合は、裁判所を通じて強制執行ができるのです。

ただ、強制執行には多額のお金が掛かりますし、
しっかり払ってもらう方が大事なので、警告をすることにしました。

司法書士事務所を通じて、内容証明郵便を送るのです。


少し前に相談に行った際、「どうせなら延滞利息も取りたい」と伝えたところ、
こんなソフトを使って計算をしてくれました。

170610000.png


利息充当計算ソフト利右衛門(りえもん)


元々は、過払い利息の返還手続きに使うために開発されたようで、
制作者はなぜか、鹿児島のボランティア団体。

ソフト自体は無料で使えるのですが、
使った方が任意で、この団体に寄付をするような仕組みになっています。
シェアウエアに近い感じですね。


中身もよく出来ています。計算画面はこんな感じ。

170610001.png


家賃の場合は、月末に月額家賃を「借りた」として入力し、
滞納分を支払った場合は、日付とともに「返済した」として入力すると、
日割りで延滞金(利息)の計算ができる仕組みです。

ちなみに、賃料の場合は遅延損害金として年6%の利息相当を取れます。
大した金額ではないですね。ヽ(´ー`)ノ


これを根拠にした仰々しい内容証明郵便が、士業の方から届けば、
それなりに誠意のある対応をしてくれるだろうと思います。

ダメなら出て行ってもらうだけですけどね。


事務所の隣にアパホテル。

事務所の隣に、国内最大規模のアパホテルが建築される予定でして、
連日工事が進んでます。

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壮大な建築の様子を、日々見ていられるというメリットもあり、
毎日続く騒音に耐えなければいけないというのもあり。

でも、工事のような無機質な音って、すぐに慣れちゃうんですよね。
社員さんも、口を揃えてそう言ってました。
ちなみに、近所に結構式場が2件もあるのですが、
ここから発せられるウエディング系の音楽や鐘の音は、うるさいと感じることが多いです。(;-_-)


区分マンションを買っていると、幹線道路沿いの物件も時々あるのですが、
多少の敬遠はあるものの、入居期間が短いということもなく、
入居者さんも慣れてしまうんだろうな、と思いました。

アパホテルの社長だって、カテゴリーとしては不動産投資家。
上には上がいすぎて、規模で争ってもしょうがないな、、と思ったり。


ホテルが隣に建つだけで、いろんなこと考えます。


最近の不動産投資活動としては、先月区分マンションをひとつ買って、
今月は6年保有した区分を売却予定(契約済み)、
そして、新たに都内で2戸の区分を購入予定です。


不動産投資で一番「ダサい」失敗とは?

不動産投資にも、様々な失敗事例があります。

以前に、HOME'Sのコラムで失敗シリーズを書きましたが、
勉強不足やアンラッキーなトラブルで、予定通りの収益が得られなかったり、
損失を出したりする方もいます。


ただ、スポーツやビジネスを同じで、
不動産投資でも「仕方がない失敗」もあります。

指値交渉で欲張りすぎたり、コミュニケーション上のことだったり、
リフォーム後の部屋が今ひとつダサかったり。
このくらいの家賃で決まると思ったけど厳しかったり、
広告費相場が、思ったより高騰したり。


こういったことは、今後の糧になりますし、
やってみないと身につきにくいスキルでもありますので、
ある程度、しょうがないと思います。

頑張った結果、であるとも言えますね。


逆に、絶対に避けられる失敗というのもありまして、
こういうタイプの失敗は、超ダサいです。

その典型が「経費の読み誤り」です。


業者さんからの提案書に記載がなかったけど、
購入時や、運営コストにおいて予定外の支出があった・・・。

こういう失敗はいけません。


購入時の諸費用や運営コストというのは、
新築アパートの家賃とか、築古物件の修繕費と違って、
最初から、費目が分かっているものです。


「築古リフォームをしていて、予想以上に配管が劣化していたので、
 追加で50万円費用が掛かった」

というのと、

「エレベータのメンテナンス費用が掛かるとは知らなかった」

というのは、失敗の質が違います。


こういった支出は購入前から「どんな費用が発生するのか」が
明らかな上に、おおよその予算も分かります。

従って、経費の読み誤りは勉強不足が招くレベルの低い失敗なので、
一棟めを買うときから、完全に回避することができます。


失敗をするにしても、このタイプだけは避けるよう、
不動産投資の「教科書的な本」を読んで、勉強するようにしてください。

大家さんの体験談が中心の「武勇伝本」だけを読んでいると、
こういった体系的な知識は身につきづらいです。


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