新価と時価の違い
2009年7月25日 07:33
久々に晴れました。(^▽^)
今日は、お昼からジェームス・スキナーさんの、
講演会に行って、夜は財布レポート読者さんの懇親会です。
北田眞一郎さんと石渡浩さんの、
「家賃年収1億円コンビ」がゲスト出演します。(笑)
さて、今日は少し知識のある方なら聞いたことがある、
「新価」と「時価」の話です。
新価は、別称「再調達価格」といいまして、
「今、そのモノを新規取得したら、いくら掛かるか」が
基準になります。当時の新規取得額ではありません。
で、時価は文字通り、現在価値。
不動産投資で契約する保険では、必ず新価にしましょう。
購入する物件が、どれだけ古くてもです。
理由は、「新旧交換控除」があるからです。
再調達価格が1億円の物件がありました。
この物件は、築年数が古いので、時価が5千万円です。
時価契約をして、5千万円の保険金額にするのは、
契約規定的には間違っていません。
火災で全焼した場合、5千万円が支払われるのは、
特にトラブルもないからいいのですが、
問題になるのは、半焼したような場合です。
この場合、修理によって新しく復活する部分は新品ですので、
保険が修理費の満額出ません。
「あなたが契約していたのは、築●●年の時価契約ですので、
築●●年の焼失分について払って、あとは自己負担です」
ということになるのが、「新旧交換控除」です。
大家さんのリスク対策としては、
「予定外の予算化できない支出を極力減らす」ことが、
最も重要になりますので、時価はあり得ません。
しかも最悪自己負担で補修したとしても、
自己負担分は「資本的支出」になって、経費にもなりません。
契約は必ず新価で加入しましょう。
コメント (2)
すごいコンビですね!!
けーちゃんさんも加わって
トリオになるのを期待してます♪
投稿者: canki | 2009年7月25日 21:27
あー、トリオですか、なるほど(笑)
ありがとうございます。
頑張ります。
投稿者: 投資家けーちゃん | 2009年7月27日 07:26