売るかどうかを見極めるポイント
2010年3月25日 08:05
満室経営新聞、創刊号が完成しました。
時刻は未定ですが、本日メールで配信されます。
こんな感じで、30ページ以上のボリューム。
次号から読みたい場合は、下記からお申込下さい。
不動産を持っていない方でも、お読みいただけます。
さて、出口戦略についての考え方ですが、
自分の場合は、「インカム10年分のキャッシュ」が、
売却によって得られるなら売ればいいかなと思います。
数年前、IZUMI塾に出たときに、
泉さんがお話されていて、今になって理解できてます。(笑)
10年分のインカムというと、
相当莫大なキャピタル益が必要に感じますが、
細かく計算してみると、意外とそうでもありません。
まず、10年後に今と同水準の家賃が取れるか分かりませんし、
10年の間には、何らかの大規模修繕が必要でしょう。
デッドクロスが発生するので税額も上がりますし、
個人で購入した場合は、所得税と長期譲渡益の税率が開きます。
となると、意外と「売った方が良い」という基準は、
価格的に低く、時期的に遠くないです。
特に、個人購入で返済が15~20年程度の短期の場合は、
6年目になって譲渡益2割課税になったら、
売却を選んだ方が良くなるケースが多いです。
次回の記事では、具体的な事例を見てみようと思います。