早く退去しちゃう人の特徴
2011年1月16日 09:07
せっかく決まった入居者が、早々と退去してしまう。
大家さんとしては、かなりイヤなイベントです。(/_;。)
リフォームもやり直さなきゃいけないし、
せっかく支払った広告料も、戻ってきません。
敷金精算で、入居者が支払う割合は、
早期で退去した方が高くなるので、
そういうルールを知らない人とは、揉めたりもします。
そこで今日は、ぼくのつたない経験上ではありますが、
早く退去しやすい人のタイプについて、
トップ3のパターンを、挙げてみたいと思います。
1.家賃を無理してる人
「8万円までで探してるんですけど・・」という来店者に、
営業マンが、9万円の部屋を案内して、
「飲みに行くのを1回ガマンしたら、大丈夫ですよ」と成約。
こういう入居者さんは、かなりの割合で
家賃負担がきつくなり、突然実家に帰ったりします。
そして、物件が魅力的であるほど、
無理をして住んでしまう人が多いです。
2.友人どうしで住む
家賃を半々にしてることが多く、ルームメイトが転勤したり、
彼氏や彼女ができたりして引っ越したりすると、
残りの1人が、家賃の全額を支払うことになってしまいます。
退去ならまだ良いものの、滞納されたら大変です。
同棲カップルの場合、既に同棲してる期間があって
引っ越して来るならまだ良いのですが、
この転居を機に同棲する・・という場合は要注意。
一緒に住むとケンカする頻度も増え、
破局 → 退去 ということになりやすいです。
3.契約時にいろいろうるさい人
家賃や礼金を値切ったりするということではなく、
「棚を付けたい」とか「色を塗りたい」など、
変にこだわりがあるような人も、逆に退去が早いです。
また、「●●の設備を付けてくれたら入居します」
のような注文を言ってくる方も、早く退去しています。
長く住むつもりだから、あれこれこだわるのかなと思いきや、
目移りも早く、飽きてしまうようです。
逆に、長く入居してくれる人の典型例は、
「引越や部屋探しの作業が、そもそも面倒な人」ですね。
いくつも回らず、さっさとお部屋を決めた入居者さんは、
住まいについて大したこだわりがないので、
長いこと住んでくれるようです。
予算も無理がないので、滞納しません。
オンリーワン物件も悪くはないのですが、
ぼくの場合は、好かれるよりも「嫌われない物件」で、
相場より安い家賃水準であることが、
あっさり入居&長期滞在につながるかと思ってます。