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理解してもらう説明。

今日は「理解をしてもらう説明」について。


「子供に説明するときは、できるだけ簡単に」

「大人にに説明するときは、できるだけ複雑に」

といいます。

大人はなぜ簡単に説明してはダメかというと、
結論だけ、要旨だけ伝えられても、
その理屈付けや、事例、反論への回答などがないと、
納得できないからなんだそうです。


確かに、自分がセミナーなどでお話をする時も、
わざと簡潔な説明を避けています。

例えば、ぼくが講演でお話させていただくテーマで、
もっとも多いのが、「チームを活用したアパート経営」についてです。

だいたい、60~90分掛けて説明しますが、
これも、子供向けに結論だけを話すのであれば、
10分もあれば、完了できます。


それどころか、1分でも言えます。

 アパート経営は、管理や客付け、リフォームなどの専門家に、
 いかに上手に動いてもらうかが大切です。

 相手の立場を考えた発言をして、
 「業者」ではなく、「チームのメンバー」だと思って接しましょう。

という感じですね。


でも、これだけだと、「なにをきれい事言ってんのさ」と、
なかなか理解してもらえませんので、


 ・まず、自分の入居率などで実績を披露する。
  「話す資格」があることを、分かってもらう。

 ・その実績は、物件力、リフォーム、家賃設定などではなく、
  管理会社さんとの関係強化によって、もたらされていることを、
  平凡な部屋の写真などを見せて証明。


 ・アパート経営という事業の特殊性とメリットを解説。

 ・管理会社や仲介会社が、いかに大事な存在かを、
  他業界とも比較しながら理解してもらう。


 ・「なるほど!チーム運営が大切だ!」と理解してもらえたら、
  どうやってコミュニケーションを取るかを説明。

 ・その際、損害保険会社時代のエピソードを例に出す。
  お仕事の形態として、よく似ているからです。


 ・顧客満足度を高めるために、セミナーの終盤で、
  すぐに使える、即効性の高いノウハウを、いくつか紹介。

 ・場を盛り上げて終わるため、
  モチベーションが上がるようなお話で締める。


というステップで、講演内容を組み立てます。


大人の人に理解してもらうって大変なんですが、
自分が受講者として、セミナーなどに参加する場合を考えると、

・・やっぱり結論だけじゃ
納得できないんだろうなぁ、と思います。(笑)


ディスカッション形式になっていると、
他のパネリストが、突っ込んでくれるから分かりやすいです。

全国大家ネットワーク 公開シンポジウム




コメント (2)

なるほど!と思わされました。
子どもには簡潔に、大人には複雑に。ですね。

私自身、
きっちりと細かいところまで説明してくれないと納得できないですし、
そういうところまでフォローしてくれる人には信頼を感じます。

自分がそうなもので、
他人に説明するときも、なるべくきっちり伝えることを心がけてきましたが、
今回のこの一言で、随分スッキリとしました。

一方、場合によっては、ものすごく簡潔に済ませることも大事ですね。
両者を使い分けれるよう、スキルを磨いていきたいと思います。

凡人大家Nさん

お返事遅れてすいませーん。^^;
コミュニケーションは相手があってのことなので、
難しいところですよね。

子供は素直で偉いなぁと思います。(笑)


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