管理組合の理事に報酬を払う。
2014年1月23日 07:34
区分マンションを現在10戸保有していますが、
その全てに管理組合がありまして、
総会の案内、議事録、決算報告などが次々と送られてきます。
全部を読み込むのは時間的にムリなので、
お金のところだけでをチェックして、
あとは、議長一任とかの委任状に捺印して返送するだけです。
もし、修繕積立金が枯渇してきたり、
管理状況の悪化が、決算上からも見て取れるようなら、
その物件は売ってしまうつもりです。
※今のところありません。
区分マンションは一棟ものと違って、
自分でコントロールできる範囲が限りなく狭いです。
ですから、ある程度「最初から良いもの」を買う必要があります。
一棟ものは逆に「改善の余地がたくさんあるもの」を、
買った方がよいと思っているので、真逆の判断基準ですね。
さて、ひとつの管理組合から、
ちょっと面白い文書が送られてきましたのでご紹介。
区分オーナーの一人が、管理組合に向けに出したお手紙です。
コピーして全オーナーに郵送されたみたいですね。
要するに「理事や役員のなり手がいないし大変なので、
少し報酬を出したらどうか?」という内容です。
このお手紙を転送した理事の人たちは、
報酬がもらえるお話なので、ノリノリな感じが見受けられます。
書類の送り状に「すぐに協議したい」なんて書いてありました(笑)
ぼくも、妥当な範囲なら全然問題ないと思います。
こういう管理組合の理事や役員に限らず、
世の中「無償の奉仕で成り立っている」ことが多すぎですよね。
共働きが当たり前の世の中なのに、
専業主婦率が80%以上だった時代と同じような運営が、
学校関連の行事で残っていたりします。
報酬を出した方が、理事の方が発注業者と癒着をして、
おかしな管理状態になるリスクも減らせます。