入居者さんの電気代。
2015年2月18日 10:58
前回の記事で、
「区分を売却した際に、手続き漏れが起きやすい」
という話を書きましたが、似たようなことが発生しました。
区分ではなく、一棟ものの方です。(^^;)
通常、退去が発生した場合でも、部屋の電気は止めず、
オーナー負担に切り替える作業をします。
リフォームで電気を使いますし、内見時に暗いと不便だからですね。
もちろん、入居決まったら電気を止めますし、
その後は住んでいる人が、新しく契約をして電気を使います。
手続きは、電力会社に電話をするだけなので簡単なんですが、
この手続きを忘れてしまい、1年以上の期間に渡って
入居者さんの電気代を、そのまま支払い続けていた
ことが判明しました。
電気の明細を見て「あれ?この部屋もう決まってない?」
と確認して気付いたということですね。
加賀のマンションは、満室経営が続いていたのですが、
なんとなく空室があるような錯覚をしていて、
個別(共用ではなく)の電気代請求にも、違和感がありませんでした。
手続き自体は管理会社さんがするものですが、不覚でした。
反省しなければいけません。
幸い、管理会社さんが入居者さんと話をしてくれたので、
分割にはなるものの、払っていただけそうです。ε= (´∞` )
総額10万円を超える金額ですので、助かりました。
ちなみに、電力会社に連絡すると、
このような「支払証明書」というものが、もらえます。
用紙の下の方に、200円の収入印紙が貼ってあります。
今は無料で取得できますが、もうすぐ有料化するということで、
そういう意味でも、ラッキーでした。
今後は、よりきめ細かい賃貸経営を心掛けたいものですが、
入居者さんは、ずっと電気代の支払いがないことに気付かなかったのか、
気付いていたけど黙っていたのかは、分からないままです。