すごい大家(後編)
2015年4月12日 11:50
前回から一週間も経ってしまいました。
北陸に行って、小松マンションの入居付けや管理について、
いろいろ打合せをしていたのと、
まだ10部屋も決まっていない秦野アパートのテコ入れなど、
課題が山積み状態です。。(;-_-) =3
さて、「すごい大家戦略」のつづき。
この戦略は、プラスの(=すごい)行動を重ねていくのはもちろん、
「すごくないと思われる行動をしない」ことも、大切です。
ここでは「下手ウチ」とでも呼んでおきましょう。
すごくない大家さんの割合は非常に高いので、
管理会社さんなどの相手側の人も、下手ウチに慣れています。
従って、本人が気付かないうちに、
下手ウチ状態に陥っていることが多いのが難しいところです。
ぼくが考える、主な下手ウチ行動の例としては、
・感情的にふるまう。
・動揺したところを見せてしまう。
・WIN-WINではなく、自分の利益のみを考えた発言。
・コンプライアンス的に問題のある発言、行動をする。
・入居者などの関係者を「だます」ようなことを依頼する。
・相手のミスに気付かない。(気付いて許すのとは違う)
・自分の行動や努力に比べて、相手に要求するものが大きすぎる。
(ギブアンドテイクバランスが悪い)
・リスクや損失を引き受ける姿勢の欠如。
といったところでしょうか。
最後に挙げた「リスクや損失を引き受ける姿勢」というのは、
気付かないうちにやってしまう危険が高いかも。
割とお金の掛かる設備投資を提案をされた際に、
「これで入居が決まらなかったら、責任取ってくれる?」みたいなことは、
冗談でも言ってはいけません。
責任を自分で取るからこそ、オーナーは大した仕事もしないで、
収益の大半を得られている訳ですから。
こういった行動が積み重なってしまった結果、
「その他大勢の大家さん」として認識されるようになり、
結果も、その他大勢と同じになってしまうのです。
常に、ひと味違う対応を心掛けたいものです。