« ゼロベース思考。 | メイン | レンタル収納講座を受講中です。 »

ありのままの自分で職務放棄。

毎月はじめ頃に更新される、HOME'Sの不動産投資コラム。
さきほど確認したら、新しいのがアップされていました。

150905000.png

HOME'S不動産投資コラム「それで営業活動のつもり?」


大家さんの入居付け活動を「営業」だと考えると、
他業界の営業マンに比べて、あまりに稚拙だなと考えたコラムです。

もちろん自分で反省すべき点も多く、
損保会社の頃の「できる先輩」の仕事ぶりを思い出してみたり、
こんな参考書籍を購入してみたりも。。


店長・バイヤーは、あなたが動かす。―量販店営業で勝ち残る鉄則
市川 晃久
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 275,071




コラムにもこの参考書籍にも、いろんな手法が載ってますが、
それ以外で、ぼくが普段セミナーなどで話していることのひとつに、

「大家を演じる」

というのがあります。


どの職業であっても、それにふさわしいキャラクターがあり、
プロフェッショナルであれば、誰もがそのキャラで仕事に取り組みます。

例えば、接客業であれば愛想の良い、親しみやすいキャラでしょうし、
茶道の師範であれば落ち着きと風格が求められます。


そして、一部例外はあると思いますが、
プロとして仕事に従事する自分と仕事を離れた「素の自分」とでは、
少なからずキャラは違ってくるはずです。

ステージで爆笑を誘うコメディアンであっても、
実際は、大人しくて物静かな人が多いっていう話をよく聞きます。
葬儀社で働く人でも、普段はゲラゲラ笑ってるでしょう。


一方、大家さんはというと、
多くのチームメンバーをしっかりリードしていくべきプロであるのに、
素の自分のままで仕事をしている人が、かなり多いです。

これは、賃貸業を職業として考えた時にどうなのかな・・と。


例えば、賃貸物件のオーナーに
「どんな人が大家さんとしてふさわしいですか?」なんて質問をしたら、
ほとんどの意見は同じようなものになるでしょう。

そして、その意見は「理想の大家さん」として、ほぼ正しいはずです。

・明るくて、みんなを惹きつける雰囲気がある。
・リーダーシップに優れていて、安心してついていける。
・シビアだとしても「ケチ」ではない。
・少々のトラブルでは動じない、強さがある。


みたいな感じでしょうか。

誰しも「理想の大家さんとしてふさわしいキャラ」は分かっているのに、
実際にそのように演じている人は極めて少ない
ということです。


大家さんとして振る舞わなければならない時間は、
相当な規模を所有していても、さほど長いものではありません。

であれば、その短い時間くらい、
自分が理想だと思うキャラを演じてみてはと思いますね。

150905001.PNG
ありのままじゃなくて、女王として振る舞わないと。


仕事に従事している時間に「ありのままの姿」を見せてしまうのは
雪の女王も含めて、プロとしては不合格です。

まあ、実際「ありのままで~♪」って歌ってるのは、
女王様でいるのがイヤになって逃げてるときですからね(笑)






メルマガ登録・解除

投資家けーちゃんの
不動産投資メールマガジン
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ

無料相談 実施中!

ツイッター

ブログ過去記事

アクセスランキング