動画&写真撮影の裏側。
2017年1月26日 11:13
入居促進の動画撮影をされるNoblueさん。
今では1ヶ月先まで、予約で埋まっているような状況だそうです。
今回も、普通のワンルームをキレイなモデルルームに、
変身させていただけました。その模様をご紹介したいと思います。
朝9時くらいから、家具や小物の搬入作業。
壁や天井の雰囲気、場所、主な入居ターゲットなどをもとに、
基本的なプランを作成し、車に家具を積んで搬入します。
間取り図にラフプランを書き込んだもの。
搬入が終わると、ソファやテレビなどの大きな家具を並べます。
この段階でも微妙に位置を修正したり、並び替えたりという作業が発生します。
食器や観葉植物、浴室やトイレに置く小物などは、
奥さんが並べて清水さんがチェックするような役割分担のようです。
アイテムの選び方や配置などに、センスを感じますね。
こちらは、カーテンを設置する清水さんですが・・・
建物によって必要な長さも違い、サイズが合わないこともあります。
そういう時にはどうしているかというと・・
裾の部分をクリップで留めて、ちょうど良い長さにしているのです。
荷物を搬入してから撮影に入るまでの時間は、想像以上に長く、
微妙な位置の修正、アイテムの入れ替えなどは現場の雰囲気を見ながら、
かなり細かく修正を加えていきます。
棚に置くタオルのたたみ方、テーブルに置く食器の角度、
テレビラックに置く本までこだわります。
こちらは、コーヒーカップの色をどうするかの比較写真。
もはや「どちらでもいいですよ」と言いたくなりますが(笑)、
清水さんは熟考のうえ、黒いほうのカップを選択。
アイテムの形状より、色のバランスが適切かどうかが大事だとのことです。
10時前には搬入が終わったのですが、結局撮影に入ったのは12時半くらい。
昼食もとらずに暗くなるまで撮影を続けていただきました。
冬の北陸は、天気が数十分単位でころころ変わる上に、
雪に光が反射して撮影ができない時間帯もあり、いつもより長く掛かったそうです。
そういうご尽力を経て完成したのが、これらの凄い写真!
こちらは、窓側から撮影した写真。
同じパターンの家具と小物を並べて、サクッと撮影すれば、
午前中だけで終わらせることもできそうですが、
クライアントに「もう、いいんじゃないですか?」と言わせるほど、
細部に至るこだわりが、他に真似できない品質を誇る理由ではないかと思います。