マジメな勉強をした人が、逆に買えない理由。
2017年3月 9日 09:15
3週間続いた、早大エクステンションセンターの講座が終わりました。
定員30名。3時間の講義が3週連続であって受講料は1万円台と、
普通のセミナーに比べるとかなりコスパが良いです。
それは要するに、講演料も高くはない・・ということですが(笑)
不動産投資の裾野を広げるべく頑張りました。
似たような趣旨の講座で
大前研一さん監修のビジネスブレークスルー(BBT)で、
何年も不動産投資講座を担当しています。
こちらは講義時間もずっと長くて費用もそれなりに掛かりますが、
広い部分を網羅する教科書的な講義、、という意味では似ています。
ちなみに、BBTの受講生がチャレンジ面談のことを知り、
横浜まで面談にいらっしゃることも多いのですが、
実は、BBTから面談に来られた方の、
不動産投資家デビュー率は、それ以外の方に比べて低いのです。
事前に20時間とかそれ以上の勉強をしてるのに、、、です。
しかしこれは非常に簡単に説明がつきます。
要するに、いま世間一般に広まってるような、
中古物件を一棟買いして、年間何百万とか1千万のCFを取ろうというのは、
教科書的に教えられる不動産投資とは、全然違うものだからです。
もはや忘れられている感もありますが、
投資って、お金がたくさんある人がそれを投入して利益を得る行為です。
そして、特に不動産はハードルが高めの投資であり、
本来は「富裕層」がするものです。
ぼくも含めて、年収も自己資金も1千万前後というくらいの方が、
何億もの融資を受けて不動産を買うというのは、
王道の不動産投資とは全然違う、かなり特殊なことなのです。
普通の人が数年で給与以上のCFを得ることは、特殊なことです。
特殊なことをなし得ようとするなら、特殊なやり方が必要です。
当然、教科書的な投資理論とは違った判断やマインドが必要で、
なまじ「正統派の」不動産投資を学んでしまうと、
そのバランスが取れなくなってしまうんだと思います。
これは、勉強を否定するものではありません。
すればするほど、不動産投資はどんどん自分に有利になります。
面談に来られる方や、上記のような規模を狙っている方は、
自分はやろうとしているのは、かなり特殊なことなんだという自覚があると、
しっかりとマインドセットができるようになるはずです。
自動車の教習所では、踏切手前で窓を開けて電車の音を確認したり、
乗り込む前に車の周辺を歩いて確認したり・・ということを習いますが、
実際にはそんなことしません。
それと同じようなことですね。
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