メイン

リスクと対処法について その2

不動産投資のリスクがあるからといって、
すべて保険に加入して対処しなければいけない訳ではありません。

保険の販売ページじゃないですからね(笑)

ここではリスクの対処法について説明します。


◆リスクに対して取りえる5つの方法

まず、「予防」という対策があります。
リスクの発生を未然に防ぐため、または発生する確率を減らすために、
何かしらの対策をすることです。

 火災が起きないように、ビル内を完全禁煙にする。
 滞納が発生しないよう、できるだけ属性の高い人を入居させる。


予防できないリスクもあります。

 金利が上がらないよう、政府や日銀に圧力を掛ける
 地価が下落しないよう、近隣の土地を高値で買い続ける。

・・・これは無理です(笑)


予防できなかったり、予防しても発生してしまったリスクに対しては、
4つの対処方法があります。


まず「保有」する。
何の対処もしないで、自分で被るということです。

 エアコンが古くなって壊れても、自己負担で買い換える。
 雑草が伸びても、シルバーさんを雇って刈る。

ちなみに「雑草が生えないように除草剤をまく」っていうのは「予防」になります。
 
 地価上昇のあおりで固定資産税額が上がっても、甘んじて支払う。

このように、保有するしかないリスクもあります。



それから「軽減」があります。
発生したリスクを、できるだけ小さくするような対策をすることです。

 火災報知器を取り付けて、ボヤのうちに消火できるようにする。
 地震でアパートが倒壊しないよう、免震構造で建築する。


それから「軽減」に近いのですが「分散」という対策も取り得ます。
リスクを一カ所に集中させないで、小さなリスクに分けておくことです。

 不動産の所有を、全国各地いろんな地域に分ける。
 借り入れは固定・変動、短期・長期と織り交ぜておき、金利負担の上昇を抑える。


最後に「転嫁」というリスク対処が出てきます。
「責任転嫁」なんて言葉があるように、第三者にリスクを移転してしまうことです。


保険も、保険会社にリスクを移転させていますので転嫁です。
それ以外にも転嫁の例はいろいろあります。

 固定金利を選択するのは、金融機関に金利上昇のリスクを移転しています。
 サブリース(家賃保証)は、保証会社に空室リスクを移転させています。

通常、リスク対策として転嫁を選択する場合、リスクを移転させる第三者に対して、一定の費用を負担することがほとんどです。

保険なら保険会社に保険料を払う。
サブリース会社も、満室総定額の20%とかを手数料として取ります。

リスク対策の方法はこのように分かれますので、
リスクの性質に合った手法を講じていくのが、上手なやり方です。(*^▽^*)


 ★リスク対策についてご相談はtoushika_keichan@yahoo.co.jpまで。
 ★投資家けーちゃんDVD 「リスクを無くし、不動産を守り抜くテクニック」


リスクと対処法について その3へ進む


メルマガ登録・解除

投資家けーちゃんの
不動産投資メールマガジン
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ

無料相談 実施中!

ツイッター

ブログ過去記事

アクセスランキング