保険会社からの請求書
2009年5月14日 06:43
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さて、求償の解説をしようと思うのですが、
とりあえず、保険会社からの求償請求書を載せときます。
このサンプル(でも本物です)の求償額は多くありませんが、
何千万の請求であっても、淡々と請求してきます。
事務的なだけに、情状酌量の余地なしです。ヽ(´Д`;)
アパート経営で頻繁に発生する求償事案は、
「大家さんが、入居者に損害を与えた」というケースです。
例えば、共用部の配管破損で水漏れして、
入居者の家具などが、べしょべしょに濡れたような場合。
大家さんは、配管の管理を怠っていたということで、
入居者に対して、損害賠償責任があります。
ですから、入居者が大家さんに
「おい、シャレにならないよー。弁償しろ!(゚Д゚ # )」
と直接請求することも、当然できます。
しかし、気が弱くて大家さんに文句が言えないとか、
運悪く因業な大家さんで、ちゃんと弁償してくれないとか、
いろいろと阻害要因があることが多いです。
そこで、入居者は自分が入居時に加入した、
家財の保険に請求をすることで、損害を補填できます。
保険会社は、前回の追突と同じように、
「いやー、水漏れは大家さんの責任ですから、
そちらに弁償してもらって下さいよー」
とは言わず、しっかりと支払ってくれます。
特に最近の保険会社は、
不払い問題でピリピリしていますから(笑)、
できるだけ素早く、あっさりと払ってくれます。
そこから保険会社の求償が始まります。
大家さんに対して、支払保険金相当分を請求するのです。
「入居者全員に保険を掛けさせているから、
自分は入らなくても大丈夫」
なんて言ってる大家さんも、富山勤務のときはいましたが、
とんでもない間違いです。( ̄Д ̄;)
「他人の保険で、自分が救われることはない」
と思っていれば、間違いありません。