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そもそも損害保険の役割って?

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不動産投資には、いろんなリスクがありますが、
保険で対処するリスクは、

 ・火事や水漏れなどの「事故」

 ・台風や洪水、地震などの「災害」

のふたつがメインです。


事故や災害は、気をつけたり予防策をとることで、
被害にあう確率を、多少は減らせますが、
完全にゼロにすることはできません。

そこで、一定の保険料を支払うことで、
事故や災害のリスクを、保険会社に肩代わりしてもらうのが、
損害保険の基本的な役割です。


この肩代わりのことを、専門用語で「転嫁」と言います。


火事で1億円の損失をするのがイヤなので、
あらかじめ5万円の保険料を払って、
万一の場合の損失を、保険会社に被ってもらう。(=転嫁する)
   
簡単に言うと、そういう仕組みが保険です。


この「転嫁」は、保険以外にも色々あります。


例えば、サブリース(家賃保証)の契約は、
10%くらいの一定の料金を、先に支払っておくことで、
サブリース会社に、空室リスクを転嫁していますし、

固定金利にするのは、先にちょっと高めの金利を払うことで、
それ以上に金利が上がった時のリスクを、
金融機関に転嫁している訳です。


さて、ここからがポイントなんですが、
「どういうリスクを転嫁するのがお得か」ということです。


基本的に、保険会社などリスクを引き受ける側は、
全部のお客さんを総合すると、儲かるようになってます。
じゃないと、倒産してしまいます。(´。`) 

ですので、基本的に「保険は、契約者が損をする」ものです。


だから、何でもかんでも転嫁しちゃうのではなく、
自分が被ったら、相当ダメージの大きいというリスクについて、
保険やその他の手段で、対処しておくようにします。


人間は、「大きなリスク」ではなく、
「頻度の高いリスク」や「分かりやすいリスク」の方に、
気を取られてしまいがちなので、注意が必要です。

地震は、ほとんどの人にとって極大ダメージなのに、
保険の加入率が30%以下に留まっているのは、
上記のような理由だと思います。


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» フリータープチ大家遊三1980の財布の中身 送信元 フリータープチ大家
こんにちは、フリータープチ大家の遊三1980です。今回は、「フリータープチ大家遊三1980の財布の中身」を公開します。ご存知の方も多いかと思いますが、「大... [詳しくはこちら]

コメント (4)


こんにちは、
フリーター プチ大家の 遊三1980と申します。

先生の2009年5月版「大家の財布の中身レポート」の
フォーマットを真似して、私の収支を公開しました。

もし問題があるようでしたら削除いたしますので、
お手数ですがご連絡下さい。

削除どころか、大々的に紹介しました。

今後ともよろしくお願いします。

けーちゃんさん、こんにちは。

僕は保険の知識は軽くはあるのですが、
なかなか本格的には学べないので
今回のシリーズはとても嬉しいです。

もちろん、お礼の気持ちを込めて
毎日クリックしていますので、
更新よろしくお願いしますね。笑

まさぼうさん

コメントありがとうございます☆
誰にでも分かりやすいように、難解な表現を使わず
説明できたらと思ってます。

引き続きよろしくお願いします。


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