物件の選び方 その2(売主さん選別)
2010年4月14日 07:32
満室経営新聞とか、財布レポートのインタビューで、
最近は、人と会う機会が増えています。
一昨日は、銀行対策.comの渕本吉貴さん。
中村一晴さんの融資セミナーで、バカウケだった人です。
昨日は人気ブロガーのジェービルさんこと、岡元幹夫さん。
元メガバンカーということで、融資関連が多いです。
貴重な話を聞くことができて有り難いです。
新聞やレポートで、どんどん広めていきたいと思います。
さて、今日は「経営力の低い売主の見分け方」について。
こういう人から物件を買うと、
自分で入居率や家賃を改善できる可能性が高いので、
それだけアパート経営が上手くいきやすいです。
注目するべきところは、まず入居率です。
空きが多い方が良いです。
1~2室ではなく、3割以上空いている物件が狙い目。
なぜなら、恒常的にこのレベルの空室が続いている場合、
物件価値より家賃設定が高いまま、
それを放置しているということが明らかだからです。
家賃をちょっと下げるだけで、ガンガン埋まることもあります。
それから、雑誌やネットで当該物件の掲載を確認します。
空きだらけの物件にも関わらず、掲載がなかったりします。(笑)
普段から募集状況を確認していないことと、
仲介会社さんとの関係が良くないことが分かります。
あとは、現地を見て突っ込みどころがたくさんあるかどうか。
例えば雑草や放置自転車、すぐ直せる破損や汚れなどを、
そのままにしているような場合は、良い売主さんの可能性大です。
こんな感じで「あ、勝てそうだな」と思ったら、
適正な家賃での適正利回りを追求するために交渉に入ります。
交渉の具体的な進め方については次回で。
最近ようやく理解されてきた、中村さんのデザイン作品集。
何度も言いますが、セットで買った方がいいです。
ひとつだけ購入して「これでお願いします」というのは、
管理会社さんへの押しつけになってしまいます。
複数プランを提示して、管理会社さんに選んでもらうことが、
部屋への愛着や募集への意欲を高めるのです。