ホームインスペクションの実演見学。
2011年8月 1日 07:52
今日から8月。イベント盛りだくさんの1ヶ月です。
暑さに負けずに、乗り切りましょう。
さて、土曜日は埼玉県の三郷市で、
NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会が主催する、
建物調査の実演&解説に参加させていただきました。
始めに、1時間弱の講義を受講して、
そのあと実際の建物を使って、解説をいただきます。
暑い中での開催ということで、タオルやうちわが配られるなど、
主催者さんの心遣いが嬉しいです。(=´∇`=)
この実演&解説は、朝から夕方まで合計4コマあって、
ぼくは最終回の4コマ目に参加しました。
屋外で、長時間解説をしていただきましたが、
あれを4回ともなると、インスペクターの方も体力勝負です。
真夏の屋根裏は、50℃にもなるんだとか・・・。( ̄Д ̄;)
ホームインスペクションというと、
購入を検討している物件に、容赦なくダメ出しされまくり、
意気消沈した購入者さんが、
「はぁ・・・やっぱり新築がいいのかしら。」
みたいな展開になってしまうのかと思ってましたが、
実際のインスペクションは、売主・買主・仲介会社それぞれの、
立場をしっかり尊重して行っているそうです。
「この家は買わない方がいいですよ」という結論に導くのではなく、
・修繕計画が建てやすくなったり(買主メリット)
・瑕疵担保責任が、あとで掛かってこなかったり(売主メリット)
むしろ、不動産の流通を加速するために、
これから広まって欲しいと思いました。
中古住宅の評価制度が定着すれば、
しっかりした住宅は、長期間価値が落ちにくくなりますので、
住み替えも活発になるわけです。
(買い換えできる値段で売れないので、
仕方なく今の家に住んでる・・という人は非常に多い)
中古物件でも画一的な評価をされず、
質の良い住宅については、融資評価も高まるという、
投資家さんにとっての、メリットもあります。
実演も講義内容も、非常に勉強になった1日でした。
満室経営新聞には、もっと詳細に載る予定なので、
楽しみにしていてください。