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積立金額=預金額ではない。

本日から、9月3日までの間、
水戸大家さんの新刊、Amazonキャンペーンやってます。


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さて、前回の続きで、大家検定のイベントに出たときの、
興味深いセミナーについて補足します。

ぼくは一昨年、神奈川の支部で大家検定を受講し、
2級の資格も持っています。

大家検定 神奈川第一支部のページ


区分マンションを購入する際に、
ワンルームであっても、ファミリータイプであっても、
修繕積立金の残高は非常に重要な、投資判断になります。

積立金が足りないと、建物の維持管理が不十分なままであったり、
さらには、突然全世帯が一時金を徴収されたりします。


ぼくの場合は、目安として戸あたり50万円が購入基準で、
直近で大規模修繕をしている場合は、
多少は、その基準に欠けていても良しとしています。

ところが・・・


重要事項説明書などに記載されている積立額は、
修繕積立金の預金残高と違う場合があるということです。


重説に載ってる積立金の残高は、帳簿上のものであり、

・大量の未収金があったり、
・一般会計へ仮払い(=管理費の補填)されていたり

することがあるのです。


運営がいい加減であったり、慢性的な財政難の管理組合は多く、
そういうところでは、将来のために貯めた修繕積立金を、
臨時の修繕(水漏れとか)や、未納金の訴訟費用に使ったりします。

セミナーで話していただいた実際のケースでは
帳簿上の修繕積立金の6割程度しか、預金が残っていませんでした。(^^;)


こういう事態を事前に見分けるためには、
管理組合の決算書を、チェックすることが重要です。


BSの「資産の部」のうち、現預金はどのくらいか。

未収金や仮払金の割合が高すぎないかを、
事前に確認したうえで、購入判断をしましょうということでした。


7月に広島に行って受講したセミナーもそうでしたが、
J-RECのセミナーは、他にはないテーマで役立つことが多いです。

お住まい近くの支部を、
ぜひチェックしてみることをオススメします。




※通学できなくても、通信で受講できる制度があります。


こっちは、今まで読んだ中でいちばん怖かった不動産の本。








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