いろんな言い回し
2011年11月 8日 07:05
昨年参加して、非常によかったセミナーが、
さらにゲストを充実して、再開されます。
講師陣を見る限り、任売・競売・一般ものと、
一通りの購入スタイルが、マスターできてしまいそうです。
不動産投資も、融資情勢や市況によって、
「買えている人」の手法は、日々変化しているので、
ぜひ参加してみることをオススメします。
さて、昨日は一度問い合わせをして、
価格が折り合わずに、買付を出す手前で終わっていた物件で、
「値段を下げたので、再検討いただけますか?」という電話が、
業者さんから掛かってきました。
下げた価格でもまだ高いのですが(笑)、
売主さんの事情か、さらに下がる余地がありそうなので、
引き続き交渉してみるつもりです。
ぼくは、売り物件について不動産会社の方に問い合わせをする際の、
話すことの80%くらいは、「価格を下げる」ためのものです。
・今の値段が、いかに高いか。
・賃貸中の区分物件なのに、なぜ実需向けの相場なのか。
・リフォーム前なのに、なぜキレイな物件と同じ坪単価なのか。
・1Fなのに、なぜ同じ面積の3Fより高い?
・なぜ去年売れた同じタイプの部屋より高い?
・3ヶ月売れてないのは、価格が原因に他ならない。
・物件が晒し物になっててかわいそう。
・高値売却を要求されて、元付さんも大変でしょう?
・今の投資家はシビアですから、これじゃ売れないですよ。
などなど。
上記の会話例は、結局のところ「価格が高い」ということを、
様々な角度から主張しているだけです。
ぼくの経験では、扱っている業者さんが高いと自覚しないと、
値段を下げる交渉をしっかりやってくれません。
なので、指値の買付を入れる前に、
いろんな言い回しで、高いということを主張するのです。
ちなみに、価格交渉も人によって、スタイルがあります。
ぼくの場合は上記のように、理屈で攻めていくのですが、
コテツさんは、銀行とか建築士さん、税理士さんなど、
とにかく他人のせいにして、売主さんを懐柔するようなスタイルです(笑)