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条件が悪化していく取引。

肉を食べるだけでなく、早くもお酒を飲んじゃいました。(^^;)

事務所の隣のバーに、
拳銃(ライフル)の形をした瓶に入ってるお酒がありまして、

130724000.JPG


銃を撃つような感じで、グラスに注ぎます。

中身はテキーラで、特に美味しいという訳ではないのですが、
なんか珍しいので飲んでしまいました(笑)

130724001.JPG
すごい注ぎにくそう・・。


さて、今回参加した「成功の9ステップ」とは違うのですが、
ジェームス・スキナーさんのセミナーに参加した際に、
ビジネスをテーマにしたところで、とても良かった「格言」があります。

それは、

「だんだん条件が悪くなっていく取引からは、逃げる」

というものです。


いったん合意した契約内容なのに、変更を主張されたり、
最初はとても良い提携話だと思えたにも関わらず、
打ち合わせをする度に、実態が乏しくなっていくような場合ですね。

不動産投資でも、時々あります。


一番多いのが、「決済日を遅らせる」というものです。

よほど低い入居率の物件でない限り、売主は
「売れることが確定した上で、決済はできるだけ先延ばししたい」
と思っています。

決済が長引けば、それだけ家賃が入ってきますので、
ある意味、当然の思考パターンですよね。( ̄ー ̄)


ぼくは最初に購入した木造アパートで、
契約書に書かれた引渡期日を、1ヶ月も延ばされてしまったことがあり、
それ以後は、そういうことが発生しないようにしてます。


普通の売買契約書には、

「甲または乙が上記の内容が履行しない場合、
相手方は一定期間の催告をした上で、契約を解除することができる」

なんてことが書いてありまして、
一定期間がいつなのか、明確な規定がなかったりします。


なので、ぼくが物件を購入する場合は、
引渡の期日を、融資特約による解除期限からできるだけ近い日にして、
融資が通ったらさっさと購入できるようにします。


決済が引き延ばされそうな物件の場合は、

「甲(売主)の事情で、引渡が遅れた場合、
遅延期間中の賃料相当分を、違約金として乙(買主)に支払う」

というような特約を付けることもあります。


ただ、ぼくが買う一棟ものマンションについては、
空室が多い物件であることがほとんどなので、
売主さんはむしろ「早く引き取ってほしい」という感じです。

既に入居者がいる区分マンションは、
経験上、引き延ばされそうになる確率が高いです。


区分の売主さんは、小規模の大家さんであることが多いので、
物件を買うのも売るのも慣れていません。

なので、問い合わせや内見がが増えて、売れそうな気がしてくると、
欲張って値段を上げようとするような人もいます。


そういう売主に当たってしまった場合、
ある程度の交渉はしますが、さっさと身を引くことが多いです。


何とか取引をまとめようとして、ギリギリの線で譲歩してあげても、
さらに追加の条件改悪が出てきたりで、
結局まとまらず、時間と労力のムダになるからです。

まさに、ジェームスさんの格言通りですね。ε= (´∞` )


逆に、良い結果になる取引は、
最初から最後まで、驚くほどスムーズに行くものですし、
途中で条件がよくなったりさえします。


物件の倉庫から、売主さんが買いだめしてあった
コンロや電灯などの消耗品ストックが、たくさん出てきたりとか、

携帯アンテナの収入があることを、決済直前に思い出し、
思いがけず利回りが上がってしまったりとか。


途中でぐちゃぐちゃしてくるのは、不幸の前兆。
良さそうに見える取引でも、執着しないようにしましょう。






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