人もお金もついてくるリーダーの哲学
著者は歯科医がご本業だそうですが、
出版、講演、コーチング、コンサルなど多方面で活躍されてます。
この方の本を読んだのは初めてですが、
何となく、過去の本の集大成とも言えるような本質的な話が、
多かったように感じました。
人望もあり、稼ぐリーダーと、そうでないリーダーの行動を、
いろんな場面で比較しながら説明する内容です。
それぞれの項目が本当に素晴らしく、
「こんなリーダーなら、自分も喜んでついていくな」
と思える良書でした。
・・・が、これを読んで
「ここまでしなきゃならないなら、
別に、リーダーじゃなくていいかもなぁ。。」
と思ったのが、率直な感想でした(笑)
お金を贅沢や娯楽にばかり使っているとそれが顔つきや立ち振る舞いに
表れます。「地球会でヨット遊びをしてきたよ」と自慢する人は、遊び人の顔をしています。
ところがミッションを持って、本物に触れてきた人は違います。
実体験を通じて知り得た地中海の素晴らしさ、そこでの気付き、学び、出会い・・・。
どのような話にも説得力があり、まわりの人は興味関心を持って耳を傾けてくれます。
という一節を読んで、「疲れる生き方だなぁ」と思ったのです。
遊びなんだから、難しいこと考えないで楽しみましょうよ。(^^;)
ということで、
人間味が感じられないので、共感はできませんでしたね。
講演などで、著者さんを知っている状態だったら、
感想は違ったかもしれません。