不動産投資10年前の環境。
2013年11月 4日 08:32
不動産投資デビューをめざす人を対象に、
今年から投資家チャレンジ面談というのを始めまして、
今までに50名以上の方と、お話してきました。
このようなことができているのは、
「ぼくのほうが早く、不動産投資をスタートしている」からであり、
早く始めた人は、スピードの差はあれ規模は増えていきます。
ぼくは業者ではないので、煽るつもりはありませんが
100点満点の物件を探し続けて、どんどん時間が過ぎていくより、
さっさと始めてしまった人の方が上手くいってます。
さて、チャレンジさんのような「これからの人」と話をしていると、
今の投資環境は、ほんとうに恵まれているなぁと感じます。
ぼくが不動産投資の勉強をはじめたのは、今から約10年前。
確かに、今よりキャップレートは高かったかもしれません。
でも、それを上回る投資環境が整っているのは間違いありません。
一例を挙げるだけでも、
・健美家や楽待などのポータルサイトはなかった。
・融資付けをしてくれるような不動産会社は非常に少なく、
CFネッツと日本財宅くらいだった。(通販大家さんもなかった)
・大きな物件の融資は本当に難しく、
1億の物件を買ったりしたら、ものすごいヒーロー扱いだった。
・不動産投資のセミナーは、今よりずっと高額だった。
・書籍も少なく、関連本はまだ全部読めるくらいの冊数だった。
・大家さん団体も大家さん学びの会くらいしかなく、
人気がありすぎて、勉強会に出られない月も結構あった。
というような感じです。
それなりの市場規模にならないと、環境は整いませんよね。(^^;)
今は、物件を検索するのも簡単だし、
収益物件を扱っている業者さんを見つけるのも同じように、
「誰でもできる」というレベルになっています。
「フルローン評価出てます!」という事前調査付きで、
物件紹介をしてくれる会社も、5社や10社じゃありません。
ぼくが始めたころの融資については、金融機関の理解が低く、
「アパート経営は地主のもの」という認識が強かったです。
一緒に仕事をしてるコテツさんなんか、
最初に買った物件は、ジャックスで融資受けてましたからね(笑)
スルガより金利高かったし。。
そんなコテツさんも、今はとんでもない規模になってますので、
やっぱり「早く始めた方が良い」ということだと思います。