« 管理会社さんと懇親会をする方法。 | メイン | 一般媒介への切り替え。 »

事務所マンションの大規模修繕。

ぼくが普段仕事をしている事務所マンションが、
先月まで、大規模修繕をしていました。

140414000.jpg


今年で築10年と、不動産投資的にいうと築浅物件ですが、
多岐にわたる本格的な内容だったようです。

140414001.jpg
工程表。エレベータの中に掲示してありました。


この工程表を見ると、外階段の鉄部を全て塗装してますし、
エレベータとエントランスに木目調のパネルを貼って、
高級感を出す工夫がされているようです。

鉄部以外は劣化している訳でもなく、
補修以上に、バリューアップを狙っているのが分かります。


このマンションは、地主さんが所有していて、
それをファンドが買い取って、1年ちょっと運用しているものですが、
今回の修繕で、いろんなことが分かりました。


建物に大きな劣化がなくても、新築後10年も経てば、
何かしらの手を入れるものだということ。

こういうお金が掛けられるのも、
新築時からのキャッシュフロー蓄積があるからだということ。


普通に出ている売り中古物件で、
築年数に応じた修繕がされているものは非常に少ないこと。
それを買った人は、売主の「ツケ」を背負っていること。

そして、売主のツケを保有数年以内に払ってしまうと、
まともな利益を出すのは難しいということ。

価値向上のためにしっかりお金を使えるのは、
それなりの賃料単価のおかげであって、
そうじゃない地域では、別のやり方があるということ。


不動産投資の、正しく健全な姿を垣間見た気がしましたが、
同じことをやっていては、地方の中古は運営できません。

色々と、考えさせられる出来事でした。





メルマガ登録・解除

投資家けーちゃんの
不動産投資メールマガジン
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ

無料相談 実施中!

ツイッター

ブログ過去記事

アクセスランキング