税理士さんとの打ち合わせと、今年の決算。
2014年10月23日 09:50
不動産投資がそれなりの規模になると、
税理士さんと顧問契約をしますし、打ち合わせの頻度も増えます。
特に最近は、銀行から期中の状況報告を求められることが多く、
「試算表」と呼ばれる中間決算のような書類を作るために、
打ち合わせや資料のやりとりを頻繁にしてます。
税務関連は、直接お金を稼ぐ業務ではありませんが、
自社の状況を把握する、非常に大切なことだと思ってます。
今日は、2~3ヶ月に1回やっている、
税理士さんとの打ち合わせ内容についてご紹介です。
まず、税理士さんがいらっしゃる前には、
会計ソフトに、小口勘定(現金で支払ったもの)のデータ入力や、
直近分の通帳をスキャンなどの準備をします。
そうすると、貸借対照表と損益計算書の大雑把な数字を、
おおざっぱに出してきてもらえます。
それをチェックしながら、疑問点を質問していきます。
「ここの数字が、こんなに多い(少ない)のはなぜ?」
「この月だけ売上高が膨らんでいるのが変ですね。」
というような確認をしていくと、
費目が間違ってたり、新規の物件が反映されていなかったり、
いくつか不備が見つかることがあります。
物件を売り買いしたら、報告しなければならないのですが、
区分の購入などは報告を忘れちゃうことが多いです・・(笑)
で、各種の修正作業ののちに、
例の試算表というものが完成するという訳です。
サラリーマンの頃には「決算書が読める」的な本を、
何冊読んでもよく分からなかったのですが
自社で決算をするようになって、簡単に分かるようになりました。
何事も、実地がいちばんですね。
自社の経理では、「支払手数料」「修繕費」「外注費」が、
金額も多くて間違えやすいところです。
交際費というのは、総額で観ると何十万円もあるのですが、
全体の経費の中では少額の部類なので、あまり気にならないです。
先日の打ち合わせでの決算予想は、
おかげさまで結構な黒字になりそうです。
利益をたくさん出した方が、銀行の評価は良くなりますが、
納税でキャッシュが激減するのも考え物です。
そこで、今年も節税対策をしようということになりました。
今年度までの節税といえば、もちろん太陽光パネルです。
一括償却するためには、年度内に売電を開始している必要があるので、
そういうパネルを仕入れるのに、かなり苦労しました。
なんとか連携時期が確定している売りパネルを見つけて、
知らない業者さんで不安になりながらも、
できる限り裏を取って、購入契約直前まで進めている状況です。