映画に学ぶ不動産投資①
2015年7月10日 12:10
ぼくは映画をよく観ていますが、
普通に面白い上に、仕事や生活の役に立つことも結構あります。
これは、映画に登場する人物が多種多様であることや、
印象に残るシチュエーションが出てくるからだとおもいますが、
何年間も、記憶に残ることが多いです。
例えば、もうどんな映画だったかは忘れてしまったのですが、
主役(たぶん)の女性弁護士が、法廷で尋問をする際に、
「裁判長!」
といいながら振り返るのを、何度も練習するというシーンがありました。
ぼくはこれを観た時に、
一流のプロフェッショナルは、こんなに些細なところまで、
入念に準備をするものなのかー・・と感銘を受けました。
そしてこの「しっかり準備して本番に挑む」というのは、
生活や仕事でも、自分の指針になっています。
そこで、不動産投資の分野として感銘を受けた映画というのを、
いくつか思い出して挙げてみました。
まずは、ブログでも度々登場しているゴッドファーザー。
パート2が一番面白いですが、感銘を受けたのは最初の作品。
空室がなかなか埋まらなかったりする大家さんは、
管理会社さんに「軽く見られている」ことが多いです。
威張って嫌われるような地主系大家さんは論外ですが、
サラリーマン大家さんの場合は、逆で上手くいかないこともあります。
年齢的なものや、賃貸業としての経験不足、
勤務先で発揮されているような、個性を薄める雰囲気作りなどにより、
相手からのレスペクトが得られていないのです。
そこで、主人公であるゴッドファーザーの、
威厳のある立ち振る舞いや、厳しさと優しさの使い分け、
話し方などが参考になるのではないでしょうか。
ぜひ、本編も観て頂きたいと思いますが、
・相手の話を受けて、自分が話し始める時の「間」の取り方。
・厳しいことを話したあとの、相手へのフォロー。
・「話すこと」と「動き」の、微妙なタイミングのズレ。
なんかが、特徴的で素晴らしいですね。
主演のマーロン・ブランドは、天才的な演技力を発揮しています。
時間がない方は、オープニングシーンだけでも。
次は、高倉健さん主演の「八甲田山」という映画を、
テーマにしようと思います。