僅差だから気になる、知人の年収。
2015年9月 8日 07:41
Facebookよりは、Twitterのほうをよく更新してるのですが、
ちょっと前に書き込んだのが、これ。
人の価値観というのは、だいたい比較で決まってくるもので、
イケメンだとか太ってるか痩せてるかとか、大間のマグロが美味しいかとか、
収益不動産の利回りまで、全て何か別のものと比べて判断します。
しかも、割と身近で近い属性と比較することが多いですね。
人の外見は、自分の知り合いと比べることが多いでしょうし、
大間のマグロであれば、他のマグロと比べます。
自分のパートナーをモデル(圧倒的な上位階層)と比べて文句を言うこともないし、
ドッグフード(圧倒的な下位層)と今日の食事を比べることもありません。
お金についても同様で、地球の中ではかなり豊かな暮らしをしているのに、
年収200万円だと低いと感じてしまうのは、WHOが集計した世界平均ではなくて
自分の周りの日本人と比較しているからに他なりません。
※ちなみに、月収10万円でも世界全体で見るとトップ5%なんだそうです。
しかも、人は日中の大半の時間を経済活動(仕事)に使っているので、
収入や資産が増えていくということは、
通常、自分の経済活動のレベルも上がっていくということです。
その結果、収入が上がると付き合う人の所得層も上がっていき、
いつまで経っても「周りより圧倒的にお金持ち」という状態にはならないのです。
ぼくが普段見ている不動産投資家関連のFacebookなんて、
もう、こんな派手な投稿だらけですから。( ̄Д ̄;)
かくいう自分はといえば・・・。
ということで、資産や収入を増やしたいと思っていても、
その理由が「周りより優位に立ちたい」という比較意識であるのなら、
不動産投資で実現するのは難しいでしょう。
周りと比べず、「過去の自分と比較してどうなのか」を考えられる人が、
不動産投資をして幸せになれると思います。
またはせいぜい、サラリーマンを続けながら新築アパートを1~2棟を
手堅く購入する程度なら、自分の居場所を変えずに済むので、
そのくらいの規模に抑えておくと良いでしょう。
ただ、実際は(周りの大家さんを観ていると)、
仲の良いAさんとBさんで、年収や貯蓄が何千万円も違うということが
割と普通にあります。でもお互い気にせず仲良くしています。
一方、同じ会社の同期が、お互いの収入をものすごく気にしているのに、
二人の年収差は、50万円もなかったりすることもあります。
この現象は、面白いですね。