今年度も太陽光パネルは一括償却できる。
2015年10月 8日 07:47
昨年度まで、太陽光パネルを購入すると、
クリーンエネルギー投資減税という制度で一括で経費化でき、
かなりの節税になりました。
経済産業省のホームページより。
節税といっても、その後の売電収入は課税されますので、
正しくは「税金の支払い時期を繰り延べている」イメージです。
不動産投資家としては、手元の資金を極力キープしておき、
チャンスに動けるような状態を維持しておくことは、
規模拡大のために、非常に大切です。
多くの方が、同じような節税をされていたと思います。
ただし、このクリーンエネルギー投資減税は今年度から運用が変わって、
一括償却は風力発電のみということになりました。
風力発電設備も、普通の法人で購入できるのかもしれませんが、
買い方が分かりませんし、かなり敷居が高そうです。
しかしながら、今年度も太陽光パネルは一括償却できます。
生産性向上設備投資促進税制という制度が、一定条件で当てはまるからです。
国税庁の該当ページは、かなり難しく説明されていますが・・
1.購入する設備が最新モデル&新品であること。
2.最新モデルが、旧式に比べて1%以上性能アップしていること。
3.設備投資による利回りが5%以上であること。
という認識でいいんじゃないかと思います。
確かに、太陽光パネルは全部に当てはまりますね。
さっそく、今年度も太陽光パネル購入に向けた活動を開始。
11月末までに連携(売電開始)ができる案件を、探さなければなりません。
また、一括償却のためには、設備を購入する前に、
税理士と経済産業局(全国に9カ所)の確認を得るのが条件だそうです。
ということで、忙しくなってきました。
ミスのないよう頑張ります。