ウソはないけど、隠し事が多い。
2017年3月23日 09:06
不動産投資は、しっかり勉強をしないといけません。
ぼくたちが努力した結果として得た、
知識やノウハウを換金しているようなビジネスが不動産投資です。
その換金の「出どころ」はもちろん、
勉強不足の大家さん、、ということになります。
勉強が大切な不動産投資において、
一番のベースとなるツールは、やはり書籍でしょう。
良い本から情報が得られる情報が、
1500円前後のコストで済むなんてウソのようです。
費用対効果、良すぎです(笑)
しかも、不動産投資の書籍というのは、
株式とか為替(FX)のそれに比べて質が高いです。
なぜかというと、
・株式や為替に比べて、不動産のノウハウは再現性が高い。
・著者がウソを書いている確率が極めて低い。
からです。
10年前の不動産の書籍であっても、
その中身の8割とかそれ以上が、今でも通用します。
一方、株や為替の本については違います。
いわゆる「理論」とか「分析の仕方」は今でも通用するかと思いますが、
個別銘柄とか業界、円高・円安のトレンドについては、
まったく使える部分がありません。
また、株や為替は、そもそも書籍に書いてある実績が、
根本からウソだという場合も割とあります。
1億儲けたって書いてあるけど、儲けてないとか(笑)
大家さんの本で「家賃年収○億円」という数字がウソだったり、
買ってない物件を買ったかのように書いたり・・ということはありません。
まだ、不動産投資本は良心的です。
ただし、不動産投資の本は「書かれていない前提」が、
割と多いので注意が必要です。
・難しい融資が通った!
( → でもそれは、本業の年収が3千万円あったから)
・驚くほど低い建築コストで取得!
( → 実は、父親が経営している工務店で建築した)
・1年で10億円分も購入。一気にメガ大家に!
( → 銀行にナイショで、いくつも法人作って買いました)
という感じですね。
なので、不動産書籍の読み方としては、
こういう「武勇伝」的な体験談を真に受けるのではなく、
普遍的な知識・理論を学ぶと良いでしょう。
そういう意味では、いわゆる教科書的な書籍であるとか、
大家さんの体験談の本であっても、
その体験談より、普遍的な話に多くのページを割いてるものを、
選んで読んでいくことをオススメします。
その武勇伝的な基準を狙い続けて、
2~3年ムダにしているような人も少なくありません。
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