« 投資家ブログの実力をチェック! | メイン | だらけた3月。 »

能登半島で大地震

今週末は朝から夜まで、のんびりと過ごしていたのですが、今朝のニュースにはちょっとびっくりしました。(^^;)

震度6を記録した輪島市や穴水市は、マンションのある金沢市から何十キロも離れているので大丈夫だとは思いますが、地震のあった後からは管理会社さんにも連絡が取れないのが心配です。

入居者の方にケガがあったかもしれません。
早く連絡が取れるといいなぁ・・と思います。


・・・と善人っぽいことをブログに書いていられるのも、地震保険にバッチリ加入していて、例えマンションが崩壊していても、金銭的にはノーダメージだからに他なりません。

もし、地震保険に入ってなかったら、


「おれの物件は無事なのかー?!(`○´#)」


と、入居者さんそっちのけで大パニックになっているところでした。(笑)


しかし、こういう時に崩壊してしまう建物は、90%以上(もっとかも)が木造ですね。

地震保険の保険料は、RCや鉄骨造の建物に比べると、木造は2倍くらいなんですが、崩壊する確率は2倍では到底効きません。

そう考えると、木造の保険料は割安だなぁ・・と感じます。



コメント (4)

けーちゃん おはようございます。
富山でも随分揺れました。
こっちでこんなに揺れたのは初めてでビックリです。

ちょうど木造の自宅にいましたが、あまりに長い揺れに途中で柱や梁が弱って崩れて来るんじゃないかと結構不安でした。

もっと古い木造にお住まいの方は、随分怖い思いをされたんでしょうね。

さすがに物件は見に行きましたが
バッチリ保険に入ってますので建物自体の心配しなくてすんでいました^^

けーちゃんの所の物件は頑丈そうですので大丈夫だと思いますが
管理会社さんと早く連絡とれるといいですね。


 いつも楽しくブログ拝見しております。大変勉強になります。はじめてコメント書かせていただきますが、よろしくお願いします。
私は、建築設計事務所をやっている一級建築士です。

 私は東京在住なのですが、こちらでも揺れがあり、TVをつけると震度6強と聞いて驚きました。
震災があると、TVの映像などから「木造=弱い」というイメージが先行しがちなので、耐震性について少し書かせていただきます。

 木造でも、鉄骨造でも、鉄筋コンクリート造でも、いずれの構法でも耐震性を確保することは可能です。
一概に木造が他の構法に比較して弱いということではありません。

 木造は、筋交い等による耐力壁によって、水平力(地震や風)に耐える仕組みです。(軸組工法の場合)
木造でも、現在の建築基準法に則って、耐力壁が十分な量でバランス良く配置されており、正しく施工されていれば、倒壊するようなことはまずありません。(絶対はありませんが…)

 耐震性の高い・低いは、構法の種別によるのではなく、個別の建物がどのように設計・施工されているかが重要です。
つまり、強い木造もあれば、弱い鉄筋コンクリート造もあるということです。耐震偽装事件のような事があれば、鉄筋コンクリート造でも弱い建物になってしまいます。

 建築物の耐震性は建築基準法で規定されていますが、昭和56年に大きく改正されています。
昭和56年以降の耐震基準を「新耐震」といいます。また、平成12年にも建築基準法は大きく改正されています。

 大地震が起きた時に木造住宅の被害が目立つ理由は、新耐震基準以前の、古くからの建物が多数残っていることによります。
 阪神大震災の時は、私も現地調査に延べ1ヶ月ほど行ったのですが、その時も、被害は古い木造住宅に集中していました。(新しい木造は被害少ないです)
また、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物でも、新耐震基準以前と思われる古い建物には甚大な被害が見られました。

 ですから、物件を取得される際は、昭和56年以降の物件が安心です。平成12年以降の物件であれば、なお安心ということです。

 耐震偽装事件の時、「耐震性が1.0以下で0.5だった」などと報道されていました。
 ここで言う1.0という数値は、保有水平耐力のことです。保有水平耐力とは、大地震が来た時に、建物が倒壊しない耐力を持たせようということです。
(倒壊はしないが、建物は損傷を受ける。倒壊しなければ人命は助かります)
耐震偽装事件で解体された物件がありましたが、古い建物の中には1.0以下の建物が多数存在しているのが現実です。

 現地が落ち着きを取り戻した頃にでも、ご所有物件が損傷を受けていないか、専門家の目でチェックしてもらうとより安心かもです。

ばふさん、コメントありがとうございます。
富山も結構揺れたでしょうね。物件が無事でなによりです。

震度3くらいでも結構怖いですから、5や6になると泣いてしまうかもしれません・・・。

しかし、地震というのは意外な場所で起こりますよね。

kazさん、いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。

建築基準や耐震構造のお話、非常に勉強になりました。
古くて粗悪なRCより、新基準の普通の木造の方が耐震性が高いんですね。

近いうちに現地調査に行ってこようと思います。


メルマガ登録・解除

投資家けーちゃんの
不動産投資メールマガジン
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ

無料相談 実施中!

ツイッター

ブログ過去記事

アクセスランキング