メゾン13番
2007年4月15日 15:33
学生時代の4年間は東京に住んでおりまして、偶然ですが今の社宅から2駅先、車で10分弱くらいの近所にあるアパートを借りていました。
当時の家賃が32,500円。都内としては格安です。(=´∇`=)
風呂&エアコンなしの環境ですが、若さで乗り切ったのです。
今日はちょっとこのアパートのことを思い出して、夕食の買い物をしがてら見に行くことにしました。
古いアパートだったので、なくなっているかもなぁ・・・と思っていたのですが、ちゃんとありました。(^∇^)
ぼくが住んでいたのは10年以上前になりますが、外壁を塗り替えているために、当時と比べて特段古くなったような感じはしません。(新しくなった感じもしませんが・・・)
13番地にあるので、「メゾン13番」。
通販や宅配ピザを注文するとき、電話口でアパート名を言うのが恥ずかしかったものです。(。>_<。)
プライバシー&セキュリティの欠片もない郵便受けも、当時のままでした。(笑)
さて、うちへ戻ってから賃貸物件の検索サイトでメゾン13番の賃貸状況を調べてみたところ、運良く掲載ページを見つけることができました。
うーん・・・家賃が2500円下がっていますね。
空室もいくつかありましたし、あまり順調な経営とは言えないようです。
特記事項に「最上階」と堂々明記されているのには笑いました。(^∇^)
最上階って2階やん!(笑)
さて、経営改善が必要なメゾン13番。
このブログを読んでいるような大家さんなら、きっとこんな工夫をするでしょう。
・和室をフローリングにする
・トイレを洋式にする(図面からは読めませんが和式です)
・アパート名を変更する
・空手道場みたいな看板をやめる
・郵便受けを付け替える
・壁と階段をおしゃれな色に塗り替える
・TVモニターフォンを設置する
・エアコンを設置する
・・・まだまだありそうです。
外壁塗装以外は、大してお金も掛かりません。階段を塗るだけなら足場もいらず安く済みます。(^ー^* )
勉強熱心な投資家が、そうでない地主系大家さんから物件を買うことで、入居者や管理会社には喜ばれますし、アパートの景観もよくなって地域の環境にも貢献します。
「不動産投資家が増える=社会がよくなる」というのは、セミナーなどでも力説しているぼくの持論なんですが、メゾン13番は、社会的には今の大家さんじゃない方がいいのかもしれませんねぇ。
当時の面影が必要以上に残っていたのは嬉しかったのですが、「もうちょっと何とかしてくれよ~(^。^;)」と突っ込まざるを得ない、なんとも複雑な心境でした。