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素早く、断固とした行動

数日前に紹介した不動産王 ドナルド・トランプさんの自伝

ずっと前に、別の出版社さんからも出ていた本なんですね。
トランプさんが40歳くらいの頃に書かれたようです。

おもしろい一節がありましたのでご紹介。

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 財団は2500万ドルでこれ(部屋が108室もある別荘)を売りに出した。
 (中略)私はすぐに1500万ドルというオファーを出したが、
 即刻断られた。

 その後数年間の間に財団は、私のつけ値より高い値段で何人かの買手
 と契約を結んだ。しかしいずれの場合も、最終的に取引が成立する前に
 話はこわれた。

 私はそのたびにまたオファーを出したが、
 つけ値は必ず前の時より低い額にした。

 最後に1985年の末、
 私は屋敷に500万ドル、さらに屋敷内の備品に300万ドル
 現金で支払うというオファーを出した。

 財団はこの頃には不成立に終わる取引に嫌気がさしていたらしい。
 彼らは私のオファーを受け入れ、1ヶ月後に売買が成立した。

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すごいですね。
鬼のような指値どころの話ではありません。(^^;)


トランプさんのコメントによれば

「うまいタイミングをとらえて素早く、そして断固とした行動をとることが
 いかに大きな利益に結びつくかを示す例だと言える」

だそうです。

弱気になってはだめですね。


キャッシュで支払えるとか、融資が確実に通るというのは、
非常に有利な交渉材料だと思います。


一般的には、物件の購入は
「情報」→「現地確認」→「指値で買付」→「契約後に融資の打診」

という順番で進みます。

ぼくの場合は、満額で入れることはほとんどないのと、
物件が遠隔地にあることが多いことから、

「情報」→「融資の打診」→「指値で買付」→「通れば見に行く」

という順番です。


この場合、融資が通っていることで指値の交渉力が
格段に高まることと、

指値が通って希望の利回りが得られる場合だけ
現地へ行けばいい訳ですから効率的です。


この順番で取引を進めるためには、取引銀行と気軽に相談できるような
関係を作らなければいけませんし、
現地に行く前に、物件の詳細が手に取るように分かるくらいの情報を、
親しい業者さんを通じて入手しておく必要があります。


投資はチーム。まさにその通りです。(^▽^)


自分ならではの満室チームを作って、
トランプさんをめざして有利な取引をしましょう~☆


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コメント (2)

参考になりました。断固とした行動っていうフレーズがいいですね。

そうですね。
ここ以外にも、本の中で何度か出てくるフレーズです。


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